サステナブルホールディングス、国内系統用蓄電池案件で設備等売買契約を締結
サステナブルホールディングス株式会社は、2026年10月7日、国内で開発を進める系統用蓄電池案件1件について設備等売買契約を締結した。同社は蓄電所用地の開発から系統連系対応、設備選定、設計・施工、引き渡しまでを見据えた事業展開を進めており、契約条件や開発状況を踏まえて今後の工程に向けた対応を進めるとしている。なお、契約先の名称、契約金額および詳細な案件所在地は取引上の機密性に配慮し開示されていない。
契約実績と対象案件の概要
系統用蓄電池は、電力系統に接続して電力の充放電を通じて需給バランスの調整などを担う設備である。事業化には蓄電池本体の調達に加え、設置用地の確保や系統連系に関する手続き、設計・施工、試験など複数の工程が必要となる。
今回の発表は、同社の系統用蓄電池事業における個別案件の契約実績を示すものとなる。契約の主な内容は以下の通りである。
- 契約締結日:2026年10月7日
- 契約件数:1件
- 対象事業:系統用蓄電池事業
- 契約区分:設備等売買契約
- 対象案件:国内の系統用蓄電池開発案件
- 今後の対応:契約条件に基づく開発・引き渡し関連業務の推進
なお、今回の発表は設備等売買契約の締結に関するものであり、対象設備の竣工、系統連系完了または商業運転開始を示すものではないとしている。
事業化に向けた今後の工程と確認事項
系統用蓄電池案件では、設備等売買契約の締結後も案件ごとの条件に応じた開発進行が求められる。土地の利用条件や関係法令、電力会社との系統連系条件、設備構成、工事スケジュールなどによって進め方が異なるため、同社では各工程を管理して円滑な事業化を目指す方針である。
事業化に向けて確認・対応を進める主な項目は以下の通りである。
- 用地条件:地形、接道、土地利用条件、関係法令
- 系統連系:接続条件、工事費負担金、所要工期
- 設備構成:蓄電池、PCS、EMS、受変電設備等
- 設計・施工:設備配置、搬入条件、施工工程
- 試験・引き渡し:設備確認、必要な試験、引き渡し条件
自社ブランド蓄電池「Raptor」の展開
同社では系統用蓄電池事業の一環として、OEM方式による自社ブランド蓄電池製品「Raptor」を展開している。「Raptor」には417kWhのキャビネット型モデルがあり、複数の筐体を組み合わせる設備構成により、敷地条件に応じた配置設計の検討が可能である。運用開始後の点検や交換作業に必要なスペースの確保など、維持管理を見据えた構成も考慮される。
なお、今回契約を締結した案件における採用機器の詳細については公表されていない。同社は蓄電池製品の展開と蓄電所の開発・施工に関する知見を組み合わせ、案件ごとの条件に応じた設備計画を進めるとしている。

サステナブルホールディングス株式会社は、水事業、グランピング事業、再生可能エネルギー事業を展開している。再生可能エネルギー事業においては蓄電池や太陽光発電所に関する取り組みを通じ、再生可能エネルギーの普及・拡大を目指している。
- 会社名:サステナブルホールディングス株式会社
- 代表者:代表取締役 茂木 健太
- 所在地:東京都渋谷区桜丘町3番2号 渋谷サクラステージ SAKURAタワー6階
- 事業内容:水事業、グランピング事業、再生可能エネルギー事業
本記事はサステナブルホールディングス株式会社の発表をもとに作成。
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