佐藤友祈選手、神戸パラ陸上で3種目に出場へ

モリサワに所属するパラアスリートの佐藤友祈選手が、2024年5月17日から25日まで神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催される神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会の日本代表選手に選出された。佐藤選手は、トラック競技 T52 男子の1500m、400m、100mの3種目に出場予定だ。

佐藤選手は、2021年の東京パラリンピックのパラ陸上競技男子(T52クラス)1500mと400mの2種目で金メダルを獲得し、二冠を達成した実力者だ。昨年のパリ2023世界パラ陸上競技選手権大会では、1500mで大会記録を更新して優勝し、日本代表選手の金メダル第一号を獲得した。しかし、得意の400mでは金メダルを逃し、自身の世界記録も更新されてしまった。

この経験を踏まえ、佐藤選手は昨年9月から海外のコーチに師事し、トレーニングメニューを一新するなど、課題克服に向けて厳しい努力を重ねてきた。神戸大会では、その成果を存分に発揮できるよう全力で臨む。

2024年は、佐藤選手にとってこれまでの徹底したトレーニングの集大成を結実させる重要な一年となる。モリサワは引き続き、佐藤選手の活動を全面的に応援していく。

モリサワは、「あらゆる違いを、魅力に変えていく。」をテーマに、ユニバーサル社会の実現に貢献するため、パラスポーツを支援している。

※掲載の内容は2024年5月7日現在の情報であり、最新の情報とは異なる場合がある。