GMOインターネットグループとGoogle CloudがAI推進プロジェクト開始へ
GMOインターネットグループ株式会社は、Google Cloudとともに2026年9月24日(木)から「AI推進プロジェクト」を開始することを決定しました。
同社が培ってきたインターネットインフラや決済などの事業・技術基盤と、Google CloudのAIやクラウド技術を活用し、グループ全体のAI活用を加速させます。AIによる業務変革を進めるとともに、得られたユースケースやノウハウを蓄積し、Google Cloudを活用した新たなAIサービスを展開することで顧客への新たな価値提供につなげていく方針です。
4つの領域で進める主な取り組み
プロジェクトでは、以下の4つの領域を中心に取り組みを進めます。
- Agentic Workflowへの移行
- Data Agent共通基盤の構築
- 新サービスの開発(Agentic Commerce)
- Agentic Defenceによるセキュリティ強化
Agentic Workflowへの移行では、Google Cloudの「Gemini Enterprise」および「Google Workspace」を国内パートナー約6,000人が活用できる環境を整えます。AIエージェントが業務を担うことを前提とした業務プロセスの再設計を進めるほか、グループ横断のAIハッカソンを計画し、AI人財の育成と実践的なユースケースの創出を目指します。
Data Agent共通基盤の構築では、「BigQuery」および「Looker」を活用してデータや指標の定義を整理・統一し、AIエージェントがデータに基づく分析や意思決定を支援する環境を整備します。
また、ECや決済などの事業基盤にAI技術を活用して「Agentic Commerce」に向けた基盤構築とサービス化に取り組むほか、セキュリティ各社のノウハウとGoogle Cloudの技術(Wiz、CodeMender、Mandiantなど)を掛け合わせ、AI時代の脅威に対応する「Agentic Defence」の構築を進めます。

4つの領域に加え、将来的にはフィジカルAI分野での展開も視野に入れています。Googleの「Gemini Robotics」を活用し、GMO AI&ロボティクス商事が有する知見と掛け合わせることで、AIとロボティクスの融合による価値創出や社会課題解決の可能性を模索します。

あわせて、「GMO GPUクラウド」とGoogle Cloudの連携によるサービス拡充についても継続的に検討を進めるとしています。
2027年に向けたハイパーオートメーション化の背景
GMOインターネットグループは、2027年11月30日までに日本で最もハイパーオートメーション化された企業グループになることを目標に掲げています。同グループのAIへの取り組みは2013年のビッグデータ解析基盤の構築・解析から始まり、2023年4月の「AIしあおうぜ!プロジェクト」発足以降、人財育成や組織づくりを進めてきました。
GMOインターネットグループの代表取締役グループ代表を務める熊谷 正寿は、今回の連携について「単にAIツールを導入する関係ではなく、ともに未来を創るパートナーとして、新たな価値を生み出していきたいと考えています」とコメントしています。
また、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 代表の三上 智子 氏は、「Gemini Enterprise や BigQuery を軸とした共通基盤の提供を通じて、パートナーの皆様の自律的なAI活用を強力に支えます」としています。
GMOインターネットグループ株式会社の概要
- 会社名:GMOインターネットグループ株式会社(東証プライム 証券コード:9449)
- 所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
- 代表者:代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
- 資本金:50億円
- 事業内容:持株会社(グループ経営機能)
- URL:https://group.gmo
本記事はGMOインターネットグループ株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



