麻生塾、インドネシアのBASE学生向けサマーコース実施 計87名が来日
学校法人麻生塾は、インドネシアの私立総合大学BINUS大学と共同運営するBASE(BINUS ASO School of Engineering)の学生を対象にした来日研修「サマーコース」を実施しました。2026年は8月18日(火)から9月15日(火)まで開催され、学生82名と引率教員5名の計87名を受け入れ、今回で9回目の開催となりました。日本の文化や技術、働き方への理解を深め、日本企業で働く魅力を知ることを目的に、約1か月間にわたる多様なプログラムが展開されました。

実践的な専門教育と企業現場でのインターンシップ
2014年9月にBINUS大学と学校法人麻生塾が提携して設立された工学系学部「Binus ASO School of Engineering」(BASE)では、実践的な専門教育・職業教育のノウハウを導入しています。自動車・ロボット工学、プロダクトデザイン工学、ビジネス工学の専門分野に加え、日本語教育や日本のものづくりの考え方、5Sや改善、品質管理、チームワークなどを学ぶ教育を行っています。

今回のサマーコースでは、初日のオリエンテーションや麻生専門学校の校舎見学に続き、日本のマナー講座、就職講座、麻生専門学校の学生や教職員との交流会が実施されました。専門分野の授業では、麻生工科自動車大学校、麻生建築&デザイン専門学校、麻生情報ビジネス専門学校の教員が講義を担当したほか、工場・会社見学や文化体験なども行われました。
企業課題に取り組むインターンシッププログラム



研修期間中に実施された企業インターンシッププログラムでは、各学科グループが設定された課題に取り組み、中間発表を経て最終発表会で成果を提示しました。
プロダクトデザイン工学科・ビジネス工学科グループは、「新しいペット用品の企画・提案」をテーマに掲げ、アトラス化成株式会社、和新工業株式会社、エスエス産業株式会社、竹下産業株式会社、森合精機株式会社、九州産業大学、JOGNiTEが協力しました。学生自身が企画した商品のアイデアやデザインを発表し、企業側から商品開発の視点を交えたアドバイスを受けました。

自動車ロボット工学科グループ①は、株式会社テムザックの協力のもと「風力で動く歩行型モビリティの製作」に取り組み、風力を動力に歩行するロボットのデザインから製作までを行いました。発表後の講評では、エンジニアとしての心構えなどが伝えられました。
自動車ロボット工学科グループ②は、株式会社ミマキエンジニアリングの協力により「インクジェットプリンターの課題発見と改善提案」を実施しました。既存の産業用プリンターの実物を事業所見学などで確認し、吸着システムや治具などの視点から、コストやサイズ、販売価格を踏まえた改善提案をまとめました。
参加学生の学びと今後の進路

参加した学生は、企業インターンシッププログラムについて「新しいスキルやデザインについて学ぶことができ、とても楽しかったです」と振り返っています。インドネシア在学中から準備を進め、日本で実物を確認したことで改良を重ねることができたとし、コミュニケーションスキルや発表への自信、日本のマナーも身についたと述べています。また、将来は日本で働きたいという意向を示し、今回の経験を今後の学校生活や将来に活かしたいとしています。
学校法人麻生塾の概要

- 設立:1939 年
- 運営:福岡県内にて 12校の専門学校と高等部を運営
- 実績:卒業生は67,000人を超える
- 公式サイト:https://asojuku.ac.jp/

本記事は学校法人麻生塾の発表をもとに作成されています。
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