インクグロウと早稲田大学、中小M&A共同研究報告会をアーカイブ配信へ
インクグロウ株式会社は、早稲田大学産業経営研究所と共同で開催した第4回「中小M&Aの現状と課題に関する調査」共同研究報告会について、期間限定のアーカイブ配信を実施することを決定した。2026年9月16日に開催された報告会への反響や後日の視聴を希望する要望に応えたものとなる。本報告会では、中小M&Aにおける「会社を譲渡した経営者」に焦点を当て、売却の意思決定プロセスや譲渡後の満足度、売却時期の分析などに関する最新の研究成果が発表された。
共同研究報告会の概要と配信日程

今回のアーカイブ配信はオンライン(Zoom配信)形式で行われ、複数の日程が設定されている。
- テーマ:「中小M&Aの現状と課題に関する調査」報告とM&A経験企業のインタビュー
- 日時:10/20(火)、10/28(水)、11/25(水)、11/26(木)、12/3(木)、12/9(水)
- 配信時間:15:00-17:30
- 申し込みURL:https://incgrow.seminarone.com/20260916/event
- 主催:早稲田大学産業経営研究所、インクグロウ株式会社
- 協賛:一般社団法人M&A研究学会
統計と定性の両面から迫る報告内容
当日のプログラムは、インクグロウ株式会社の代表取締役社長である鈴木 智博による挨拶や主旨説明、これまでの研究の振り返りから開始された。
第一部では、早稲田大学商学学術院の久保 克行教授が「データで読み解く『会社を譲る』という決断:統計分析から見えたオーナー満足度の決定要因」と題して登壇した。前オーナー経営者へのアンケート調査に基づく統計分析をもとに、年齢や後継者の有無が及ぼす影響、売却後の満足度の構造、売却時期への影響を引き起こす事業環境要因などを実証データから解明する内容が報告された。
第二部では「譲り渡し企業のオーナーはどのように満足に至るのか:定性的分析」をテーマに、M&Aを経験した経営者へのインタビューを交えた定性分析が展開された。発表者としてドコドア株式会社の本間孝之氏、つくばソフトウェアエンジニアリング株式会社の平島隆之氏が登壇し、解説および質疑応答は早稲田大学商学学術院の山野井 順一教授とインクグロウ株式会社の取締役副社長である石垣 圭史が担当した。成約・売却価格だけでは測れない「経営者自身の納得感」や「従業員・取引先との関係維持」など、満足に至るプロセスの本質に迫る構成となっている。
産学共同研究の背景と参加者の声
中小M&A市場が拡大を続ける一方で、実態が見えにくい「定性的・定量的エビデンスの不足」が課題とされている。インクグロウ株式会社と早稲田大学産業経営研究所は、2021年より産学共同研究を実施し、客観的なデータと当事者の声を通じた市場の可視化を進めてきた。今回の報告会では、従来の買収(譲受)側視点に加え、「会社を譲渡した経営者」の視点に深く切り込んでいる。
当日参加者アンケートの参加目的からは、「一方的な見方だけでなく学術的、法的な見方の知識が欲しかった」「将来的に何があるかわからないので、買収も譲渡も両方の検討で参加した」「高齢化の社会で中小企業の将来はどうなるのか、選択肢の方法のひとつとして聞いてみたいと思い参加した」といった声が寄せられている。
- 社名:インクグロウ株式会社(https://incgrow.co.jp/)
- 本社:〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目12-3 Daiwa日本橋馬喰町ビル2階
- 事業内容:全国140の地域金融機関との業務提携による中小企業支援業務、中小企業に特化した事業承継、M&A、経営戦略立案、企業再生等に関する経営コンサルティング業務、次世代経営者向け経営情報の提供サービスおよび「経営塾」「経営セミナー」等の企画運営、中小企業向けの公的施策に関する情報提供、経営力向上計画等の認定及び補助金の取得支援
本記事はインクグロウ株式会社の発表をもとに作成しています。
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