2026年9月仙台オフィス空室率5.15%に上昇 募集賃料は6ヵ月ぶり下落
東京都中央区に本社を置く三幸エステート株式会社(取締役社長:福島正二郎)は、2026年9月度のオフィス賃貸状況などをまとめた「オフィスマーケット2026年10月号仙台」を公表した。仙台市の全規模ビルにおける空室率は前月比プラス0.04ポイントの5.15%と小幅に上昇した。一方、募集賃料は前月比マイナス222円/坪の12,157円/坪となり、6ヵ月ぶりに下落した。

空室率は5.15%に小幅上昇し新築・築浅ビルは長期化傾向
仙台市の全規模ビルにおける空室率は前月比プラス0.04ポイントの5.15%となり、前月から小幅に上昇した。主要エリア(仙台市駅西エリア・駅東エリア)内での拠点集約に伴う解約や撤退などにより、現空床が生じている。なお、潜在空室率は前月比マイナス0.02ポイントの6.70%だった。
テナントの移転に向けた動きは小口の面積帯が中心となっており、大口の需要は限定的であることから、新築・築浅ビルでは引き続きリーシング活動が長期化する傾向にある。
募集賃料は6ヵ月ぶりに下落し12,000円/坪台前半で推移

全規模ビルの募集賃料は、前月比マイナス222円/坪の12,157円/坪となった。6ヵ月ぶりで下落したものの、12,000円/坪台前半の水準で推移している。
本調査は2026年9月末現在および各年12月31日時点を調査時点としており、仙台市のオフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア空室率:全規模)のほか、全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめている。公表データは同社ウェブサイト(https://www.sanko-e.co.jp/data/)でも公開されている。




三幸エステート仙台支店長の関根洋一氏は、主要エリア内のサービスオフィスについて、概ね高い稼働率であり拠点を増やす事業者もみられると指摘している。新築・築浅ビルでテナント誘致に時間を要する傾向が続く一方、サービスオフィスは新規開設や通常オフィスからの移転需要を吸収し、比較的順調に成約が進んでいるという。移転時の内装工事費用の圧縮や工事にかかる期間を短縮できる点がテナントに評価されており、今後もサービスオフィスへの需要は堅調とみられている。


本記事は三幸エステート株式会社の発表をもとに作成しています。
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