会社員の64.6%が静かな退職に該当・共感 クレオが意識調査結果を発表
株式会社クレオは、20代から50代の会社員500人を対象に実施した「静かな退職とエンゲージメント調査」に関する調査結果を発表した。調査によると、「静かな退職」の経験者と共感者は合わせて64.6%に上ることが分かった。また、自社でエンゲージメント調査を実施している人のうち、46.4%が調査について「役に立っていない」または「あまり役に立っていない」と感じている実態が明らかになった。
6割超が静かな退職に該当・共感 適切な対処で回復可能との見方も
調査結果によると、「静かな退職」の経験者は27.4%、共感者は37.2%となり、合計で64.6%が該当または共感していると回答した。
静かな退職のきっかけとしては、「仕事の成果に対して、適切に評価されていないと感じたため」(29.2%)が最多となった。次いで「心や体が疲れてしまったため」(28.5%)、「プライベートや家庭を最優先したいと考えるようになったため」(27.0%)、「昇進の望みが薄いと感じたため」(24.1%)が続いている。
また、静かな退職を始めた人が職場への熱意や信頼を取り戻せると思うか尋ねたところ、「会社が適切に対処すれば取り戻せる」と回答した割合は、過去に経験した人では71.7%、現在経験している人では57.1%となった。




従業員エンゲージメント調査について、自社で「実施している」と回答した人は全体の50.0%であった。そのうち、「役に立っていない」(16.8%)と「あまり役に立っていない」(29.6%)を合わせた46.4%が、調査が改善につながっていないと感じている結果となった。

役に立っていないと感じる理由については、「調査を実施すること自体が目的になっているように感じるから」(29.3%)が最も多く、次いで「会社から結果に対する具体的な改善策が示されないから」(27.6%)、「回答してもどうせ会社や組織は変わらないと諦めているから」(27.6%)が挙げられた。



高エンゲージメント企業は個人・組織・顧客志向の3視点を重視
自社を友人や知人にすすめたいと強く感じている推奨者は11.2%にとどまった。エンゲージメントが高い層ほど、「今の職場で貢献したい」「今の職場は年々企業として成長していると思う」「5年先も今の職場に勤めていると思う」といった就業意識が高い傾向がみられた。
さらに、高エンゲージメント企業では、「個の視点」「組織の視点」「顧客志向の視点」の3領域において、仕事の充実や自己成長の機会、報酬・待遇、人材育成、流動性、ダイバーシティ、企業方針、企業進化の力、顧客対応力、生活者視点といった各項目への取り組みが全体を大きく上回る傾向が示された。
調査概要
- 調査対象:20代~50代の会社員(派遣・契約社員、公務員、自営業、パート・アルバイトは除く)
- 調査人数:500人
- 調査期間:2026年7月10日~2026年7月13日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査実施:株式会社クレオ
会社概要
- 企業名:株式会社クレオ
- 所在地:東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル5F
- 代表者:代表取締役社長 横井 司
- 設立:1968年12月
- 資本金:8,284万円
- 事業内容:マーケティング、広告・プロモーションのトータルソリューション
- URL:https://kreo.jp/
本記事は株式会社クレオの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



