もりおか歴史文化館で企画展盛岡藩領物産展が10月3日から開催へ
もりおか歴史文化館活性化グループは、もりおか歴史文化館にて企画展「盛岡藩領物産展 -南部ブランドの底力-」を2026年10月3日から開催する。江戸時代に盛岡藩領各地で生み出された多様な産物に焦点を当て、同館収蔵の資料から地域の歴史や産業の実態を紹介する展示となっている。会期中には学芸員による解説や講座のほか、旧盛岡藩領内各地の特産品を販売する物産展も実施される予定だ。
江戸時代の盛岡藩領を支えた産物と産業の歴史を紹介





江戸時代、南部家が治めた盛岡藩領は『盛岡藩家老席雑書』天保8年12月5日条において「比類無き広大無量の御国」と記されるほど広大な地域にまたがっていたが、米の生産量を基にした石高は10万石(文化5年以降は20万石)にとどまっていた。経済的に脆弱だった盛岡藩を支えていたのは、領内各地で産出・生産された多様な品物だった。
展示では、「南部カタクリ」「南部馬」「南部紫根」のように「南部」の名を冠して全国で珍重された名産品をはじめ、藩内外へ流通していた品々を供給源となった具体的な地域と関連付けて取り上げる。さらに、明治時代以降の産業奨励のもとで作り続けられた品や誕生した品についても、同館収蔵の各種資料を通じて紐解く構成となっている。
会期中には、展示内容を深く知るための関連イベントが企画されている。
- ギャラリートーク:担当学芸員が展示資料を解説する。2026年10月27日(火)と11月28日(土)の各日13:30~14:30に当館2階企画展示室で開催され、当日自由参加(要入場料)となっている。
- れきぶん講座「盛岡藩領産物帳の世界」:江戸時代の産物の実態を伝える盛岡藩の「産物帳」について、歴史的意義や史料的価値を取り上げる。講師は当館学芸員の熊谷博史が務める。日時は2026年12月5日(土)13:30~15:30、会場は当館1階研修室。定員は30名で事前申し込み制(往復はがきor応募フォーム)、締切は2026年11月9日(月)必着、参加費は無料。
- 盛岡藩領物産展Real:旧盛岡藩領内各地の現在の土産や名産を販売する。日時は2026年10月3日(土)~12月4日(月)、会場は当館1階町なか情報センター(ミュージアムショップ)。
企画展の開催概要と施設情報
企画展「盛岡藩領物産展 -南部ブランドの底力-」の開催概要および会場の詳細は以下の通り。

- 展示期間:2026年10月3日(土)~12月14日(月)
- 休館日:10月20日(火)、11月17日(火)
- 展示会場:もりおか歴史文化館 2階企画展示室
- 開館時間:10月は9:00~19:00(※入場受付は18:30まで)、11月・12月は9:00~18:00(※入場受付は17:30まで)
- 観覧料:一般450円、高校生300円、小・中学生150円、団体(20人以上)は各2割引(2階歴史常設展示室にも入場可能)
- 主催:もりおか歴史文化館活性化グループ
もりおか歴史文化館は、盛岡城跡公園の一角に位置し、株式会社乃村工藝社と公益財団法人盛岡観光コンベンション協会によるもりおか歴史文化館活性化グループが指定管理者として運営している。
- 所在地:〒020-0023 岩手県盛岡市内丸1-50
- 電話番号:019-681-2100
- FAX:019-652-5296
- URL:https://www.morireki.jp

本記事はもりおか歴史文化館活性化グループの発表をもとに作成。
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