Dmeltと東京学芸大こども未来研究所、遊びと学びをテーマに共同事業を開始
東京学芸大学発ベンチャーの株式会社Dmeltと、特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所は、「遊び」と「学び」をテーマにした共同事業を開始する。両者が持つ研究・実践知や先端技術に関する知見を掛け合わせ、多様な立場の人や組織が教育に関わる仕組みの構築を目指す。大学や研究者が培ってきた教育知見を、家庭や学校、地域など社会のさまざまな場へ届けていく方針だ。
共同事業の背景と目的
生成AIをはじめとするテクノロジーの台頭により、自ら問いを見つけて試行錯誤する「遊び」の体験は、探究力や創造性を育む機会として重要性を増している。本事業では、「面白い」という感情が学びや文化を生み出す起点になると捉え、「遊び」と「学び」が自然につながる環境づくりを進める。
株式会社Dmeltは、2026年1月に東京学芸大学において株式会社形態として初となる大学発ベンチャーの認定を受けた。同社が目指す多様な人々や組織が教育に参画する仕組みの社会実装と、特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所が蓄積してきた研究・実践知を組み合わせることで、大学が持つ研究成果や教育知見を広く社会へ還元していく。
4つの領域で事業を展開
本事業では、特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所が持つ「遊び」「学び」「STEAM」に関する知見と、株式会社Dmeltが有する教育分野の知見やデータサイエンス、生成AI等の先端技術を掛け合わせる。講座や体験型イベント、ワークショップを通じて探究の機会を創出するほか、教材開発や人材ネットワークの基盤づくりに取り組む。大学・研究機関と大学発ベンチャーによる新たな連携モデルの構築も目指しており、具体的には以下の4領域を中心に展開する。
- 共同講座・学習プログラムの企画・運営
大学教員や研究者、教育実践者等の専門知を活かし、「遊び」「学び」「STEAM」などをテーマとした講座や学習プログラムを企画・運営する。
- 体験型イベント・ワークショップの企画・開催
家庭・学校・地域などの場をつなぎ、参加者が自ら問い、試しながら探究できる体験型イベントやワークショップを実施する。
- 教材・教育コンテンツの共同開発
大学教員や研究者らの知見を活用し、「遊び」「学び」などをテーマにした教材や教育コンテンツを共同開発する。
- 教育人材ネットワークの構築
研究者や実践者をつなぐネットワークを形成し、企業・自治体・教育機関等との連携や教育プロジェクトが生まれる基盤を整える。
関係者のコメント
特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所の理事長を務める東京学芸大学大学院教授の大谷忠氏は、「本共同事業の成果が、より多くの家庭・学校・地域へ届けることができるよう、こどもたちの「遊び」を通じて学びと成長を支える事業を推進してまいります」と述べている。
また、株式会社Dmeltでエグゼクティブプロデューサーを務める田﨑智憲代表取締役は、試行錯誤の中で育まれる主体的な学びが教育や文化を豊かにする原動力になるとし、誰もが探究できる機会や多様な組織が関わる仕組みを構築していく姿勢を示した。プロデューサーを務める中田一朗太代表取締役も、先端技術の視点を取り入れることで学びのプロセスを深く捉え、遊びと学びを豊かに広げる力として実装していく考えを明らかにしている。
両団体の概要
特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所は、東京学芸大学を背景に持ち、「遊びは最高の学び」を基本理念として人材育成やSTEAM教育、こども支援などを多角的に展開している。
- 法人名:特定非営利活動法人東京学芸大こども未来研究所
- 所在地:東京都小金井市貫井北町4丁目1番1号 東京学芸大学 飯島同窓会館1階
- 理事長:大谷 忠
- 設立:2009年6月
- URL:https://codomode.org/

株式会社Dmeltは、東京学芸大学発ベンチャーとして教育参画の仕組みづくりを手がけている。
- 会社名:株式会社Dmelt
- 本社所在地:東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号 桑野ビル2階
- 設立:2024年4月3日
- 代表取締役:田﨑 智憲・中田 一朗太
- URL:https://d-melt.com/
本記事は株式会社Dmeltの発表をもとに作成。
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