CTCのID基盤「SELMID」、デジタル庁の認証アプリに対応
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は、デジタル庁が提供する「デジタル認証アプリ」に対応したCTCのID統合管理プラットフォーム「SELMID(セルミッド)」のサービスを2024年12月4日から開始した。
SELMIDがデジタル認証アプリに対応することで、アプリやWebサービスを提供する企業は複雑で高度な認証機能やID接続機能の開発を一から行うことなく、短期間での構築が可能になる。また、既存のIDやパスワードでログインを行うサービスも、SELMIDを活用することでよりセキュアなマイナンバーカードでの本人確認を実現できる。
デジタル認証アプリを利用してマイナンバーカードのICチップに格納されている基本4情報(氏名・住所・生年月日・性別)を読み取ることで、利用者に負担をかけることなく、より正確な属性情報をアプリやWebサービスで利用できるようになる。
CTCは2018年からSELMIDを提供しており、学生や会員などのアカウント管理と認証の機能を持つIDaaSとして、教育機関や民間企業で多くの活用実績がある。