Dellows News

渋谷アーカイブ写真展2026が渋谷ヒカリエで開催へ 通りと記憶テーマに182点展示

コモンズ・アーカイブ・コレクティブ(CAC)は、2026年11月10日(火)から23日(月・祝)の14日間、渋谷ヒカリエ 8/COURT(東京都渋谷区)にて「渋谷アーカイブ写真展2026」を開催します。

本展は、渋谷の移り変わりを展示し、その記録を未来へとつなぐことを目的に2023年から始まったアーカイブ・プロジェクトです。4年目となる2026年は「渋谷の通りと、語られた記憶」をテーマに掲げ、全11名から聞き取ったオーラルヒストリー(口述記録)の展示や、新規写真を加えた全182点の写真展示などを展開します。

通りの背景と人々の記憶を重ね合わせる試み

2025年に開催された「渋谷アーカイブ写真展2025」では「名づけられた渋谷の通り」をテーマに通りの名前の由来や変遷が取り上げられました。その調査を通じて、通りの名前には明確な由来を持たないものもあり、生活のなかで人から人へと語り継がれてきたことが示されたとしています。

2026年の展示ではこのテーマを引き継ぎつつ、通りの上で営まれてきた人々の活動に着目します。通りの背景と写真に、渋谷で時間を過ごした人々のオーラルヒストリー(口述記憶)を重ねることで、写真単体では読み取れない都市の記録の層を提示するアプローチを取り入れます。

口述記録の展示や『渋谷消失事典』の先行販売

会場では、都市の変遷を多角的に捉えるための各種コンテンツが用意されます。

商店主やまちづくり関係者、90年代のギャル文化を知る人物、芸者、研究者など、渋谷でさまざまな時間を過ごした全11名の記憶を収録したオーラルヒストリーが展示されます。音声は受話器から聴くことが可能で、内容は日本語と英語のテキストとしてモニターに表示されます。

また、近年の大規模な再開発をはじめ、代謝を繰り返してきた渋谷において、おおよそこの100年で失われた商店や施設、地名、風景などを集約した書籍『渋谷消失事典』が、12月の一般発売に先駆けて会場限定で先行販売されます。

写真展示では、9月末に閉店した西武渋谷店の開業当時の写真など、2025年の展示に新規写真を加えた全182点が並びます。リサーチにより渋谷駅から約1km圏内におよそ70箇所存在することが判明している名づけられた通りのうち、30箇所の通りに分類したおよそ180点の写真や背景が紹介されます。各写真の二次元コードからはGoogleストリートビューで現在の様子を確認できる仕組みです。あわせて、先史時代から現在までの出来事を記した年表「SHIBUYA TIMELINE 2.0」も展示されます。

開催概要と団体情報

本展の入場料は無料となっており、詳細は以下の通りです。

  • 日時:2026年11月10日(火)〜23日(月・祝)11:00−20:00 ※最終日は18:00閉場
  • 会場:渋谷ヒカリエ 8/COURT(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階)
  • 入場料:無料
  • 主催:Commons Archive Collective
  • 共催:渋谷道玄坂商店街振興組合
  • 公式サイト:https://spae2026.studio.site/

主催団体のCommons Archive Collective(CAC)は、代表を杉浦草介が務め、東京都世田谷区を拠点に2021年10月に設立された団体です。展覧会の企画・運営や印刷物のデザイン・発行などの活動を手がけています。

本記事はCommons Archive Collectiveの発表をもとに作成しています。

アクセスランキング

今日

1週間