エルソウルラボ、AI 駆動型アプリ開発フレームワーク Skeet の研究論文を発表
オランダ・アムステルダムに本社を置く ELSOUL LABO B.V.(エルソウルラボ)は、2024年4月28日と29日にフランス・Angers で開催された国際ソフトウェアエンジニアリングカンファレンス ENASE 2024 において、同社が開発する AI 駆動型アプリケーション開発をサポートするオープンソースの TypeScript 製サーバレスアプリ開発ツール「Skeet」に関する研究論文を発表した。
エルソウルラボの Skeet 開発チームによる研究論文「Skeet: Towards a Lightweight Serverless Framework Supporting Modern AI-Driven App Development」は、現代の AI 駆動型アプリケーション開発をサポートするための軽量なサーバーレスフレームワークを提案している。同社のジェームス博士が代表として登壇した。
この研究論文は、学会のプロシーディングに掲載・出版される予定であり、Google Scholar や Scopus をはじめとする複数の主要な学術文献検索サービスにもインデックスされ、広く研究コミュニティに対して利用可能となる。
ENASE(Evaluation of Novel Approaches to Software Engineering: 新しいソフトウェアエンジニアリングアプローチの評価)は、ソフトウェアエンジニアリングに関する最新の研究成果や IT 業界の経験を議論し、公開することを目的とした国際会議である。次回の ENASE 2025 はポルトガルのポルトにて開催予定だ。
Skeet は、TypeScript を使用したオープンソースのサーバーレスアプリ開発ツールで、インフラ設計や管理の省略、迅速なアプリケーション開発、必要な機能の選択的実装、AI サポートの充実、dApps や Web3 アプリ対応などの特徴を備えている。詳細は公式ドキュメントや Discord コミュニティで確認できる。