リーディングマーク、対話型AI面接と対人面接への応募者反応を学会発表へ
株式会社リーディングマークの社内研究機関である組織心理研究所は、2026年10月10日から12日にアクトシティ浜松で開催される日本教育心理学会第68回総会において、対人面接と対話型AI面接への応募者反応に関する研究成果を発表します。本研究は大学生・大学院生392名を対象とした一連研究の第3報で、就活自己効力感に着目して面接形式による面接不安の違いを検討したものです。AI面接は平均して対人面接より不安が低く評価された一方、応募者の就活自己効力感や募集経路によって受け止め方に差が見られたとしています。
就活自己効力感と面接形式による不安の傾向
調査結果によると、AI面接は平均的には対人面接より面接不安が低く評価されました。特に、面接での自己アピールや不安への対処、準備などを自分ができると見込む程度である「就活自己効力感」が低く、対人面接で不安を感じやすい学生において、その差が大きく表れました。
一方で、就活自己効力感が高い学生では対人面接でも不安が低く、二つの面接形式の差はほとんどみられませんでした。また、募集経路別では大学講義を通じて募集した群でAI面接の相対的な不安の低さが大きく、就活サービス利用者群ではほとんど差がみられなかったことから、応募者本人の自信や就職活動の状況を踏まえて面接への受け止め方を理解する視点が示されたとしています。
調査の概要と条件設定
調査では、参加者に対して人事担当者とWeb上で会話する対人面接と、AIアバターとWeb上で会話する対話型AI面接の場面をランダムな順序で提示し、面接不安などへの回答を求めました。AI面接は発話内容をもとに評価され、表情解析は行わない設定となっています。
なお、本研究は実際の面接体験ではなく、面接場面を想定したシナリオへの反応を扱ったものです。募集群の違いには就活段階やAI面接経験などが含まれており、特定の要因だけによる差とは断定できないとしています。調査方法や分析結果、キャリア支援への示唆などの詳細は、同研究所のウェブサイト( https://oprl.mikiwame.com/articles/g-tj0mx21ij )で紹介されています。
学会発表の概要
日本教育心理学会第68回総会における発表の詳細は以下の通りです。発表論文集提出後に分析モデルを一部精緻化しており、発表ポスターに掲載した分析結果が紹介されます。
- 大会名:日本教育心理学会第68回総会
- 会期:2026年10月10日(土)~12日(月・祝)
- 発表題目:採用選考における対人面接と対話型AI面接の応募者反応(3)―就活自己効力感が「不安低減」と「不透明性・不気味さ」に及ぼす影響―
- 発表者:丹野 宏昭 株式会社リーディングマーク 組織心理研究所
- 発表日時:2026年10月11日(日)15時30分~17時30分
- 会場:アクトシティ浜松 コングレスセンター3階 31会議室
- 発表形式・番号:ポスター発表 PF33
- 大会ウェブサイト:https://www.edupsych.jp/2026-annual-meeting
組織心理研究所および会社概要
組織心理研究所は、新卒採用支援や「Personality Tech」を通じたHR事業を展開する株式会社リーディングマーク内に設置された研究機関です。心理臨床学・組織心理学の専門的知見をもとに人と組織の課題を研究し、組織支援や「ミキワメAI」各サービスの開発監修を担っています。
- 会社名:株式会社リーディングマーク
- 代表者:代表取締役社長 飯田 悠司
- 設立:2008年1月
- 所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-8-21 虎ノ門33森ビル 10階
- コーポレートサイト:https://www.leadingmark.jp/
- 採用サイト:https://recruit.leadingmark.jp/
- 組織心理研究所サイト:https://oprl.mikiwame.com/
- お問い合わせ先:orgpsy_research_lab@leadingmark.jp
- 主な事業内容:「ミキワメAI 適性検査」、「ミキワメAI ウェルビーイングサーベイ」、「ミキワメAI マネジメント」、「ミキワメ就活」、「NEXVEL(ネクスベル)」、「ミキワメラボ」
本記事は株式会社リーディングマークの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



