Dellows News

かたちとことばデザイン舎が徳島市にTO。hotelを2026年10月8日開業へ

株式会社かたちとことばデザイン舎は、2026年10月8日(木)に徳島県徳島市大道で「TO。hotel(トマルホテル)」をグランドオープンする。徳島市・眉山の麓にある築60年以上の既存ビルを一級建築士が再生した施設で、男女別専用フロアのキャビン型客室や個室、共用ラウンジなどを備える。宿泊客には徳島市近隣の食材を取り入れた朝食を提供するとしている。

築60年以上の空きビルを再生し男女別キャビンフロアを導入

「TO。hotel(トマルホテル)」は、地元・徳島で活動する一級建築士事務所である株式会社かたちとことばデザイン舎が設計から運営までを手がける。同社代表の高橋広樹が2023年に購入した空きビルを改修し、学生の実践の場としても活用しながら準備を進め、約2ヶ月のプレオープン期間を経てグランドオープンを迎える。

WEB調査による2026年10月時点の同社調べによると、徳島県内の宿泊施設において男女それぞれの専用フロアにキャビン型客室を設けた施設は初めてとなる。従来の施設と比較して女性や若い世代も利用しやすい宿泊環境を整え、幅広い層の利用を見込んでいる。

客室スペースは無駄な装飾を削ぎ落とした設計とし、従来カプセルより1.5倍ほど広い空間を確保した。各部屋の構成と料金は以下の通りとなっている。

  • ツインルーム -futari-:各階1室(計2室、定員1〜2名様)、一泊 14,000円〜 / 室
  • スタンダードキャビン -subako-:男性フロア9室、女性フロア11室(定員各1名様)、一泊 5,500円〜 / 人
  • スーペリアキャビン -hikari-:男性フロア2室、女性フロア1室(定員各1名様)、一泊 6,000円〜 / 人

1階には、宿泊客と地域の人が利用できるシェアラウンジを設置した。入口付近には徳島を拠点に活動するクリエイターやアーティストの作品、写真、デザイン関連の本などを展示する「まちのシェアギャラリー」機能を設けている。展示品はラウンジだけでなく部屋に持ち込むことも可能となっている。

1階の窓は交差点に対して斜めに開く設計を採用し、街を行き交う人々との視線の交差を生み出す工夫を凝らした。また、プロ仕様のシェアキッチンとカウンター席、奥にはテーブル席を配置し、地域の飲食店関係者やシェフが料理をふるまう場としても利用できるようにした。2Fの個室には曲線を取り入れた構造を採用したほか、ツインルームの床材には徳島杉を用い、アクセントとして藍染の杉板を1本取り入れるなど、地域資源を活かした内装を施している。

地元食材を使った特製モーニングを提供

宿泊者には、地元徳島の食材を用いた特製モーニングが宿泊費込みで提供される。食材は主に徳島市近隣から調達し、阿波番茶仕込みの鶏ハムやすだち、佐那河内や神山産の地野菜、徳島市内のパン屋さんのベーグルなどを使った朝食を用意する。

農林水産省の食育情報(https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wpaper/r1/r1_h/book/part1/chap1/b1_c1_1_03.html)によると若い世代の朝食欠食割合は約25%〜30%台で推移し、全世代の中で20代〜30代の欠食率が最も高いとされている背景を踏まえ、旅先で土地の豊かさを感じられる食事の場として朝食の提供に注力するという。メニューは季節によって変更される。

一級建築士でオーナーの高橋広樹は、過度に観光地化されていない徳島に残る静寂や自然、食文化に触れながら、都市の忙しさから離れて自分の時間を取り戻せるような余白のある空間を目指したとしている。

施設および運営会社の概要

施設の概要は以下の通りである。

  • 名称:TO。hotel(トマルホテル)
  • 所在地:徳島県徳島市大道3−46
  • アクセス:JR徳島駅より徒歩約20分/バス・タクシーで約5分
  • 客室タイプ:プライベートツイン(個室)2室、キャビン(女性:12キャビン/男性:11キャビン)

運営会社の概要は以下の通りである。

  • 社名:株式会社かたちとことばデザイン舎
  • 代表者名:高橋広樹
  • 所在地:徳島県名東郡佐那河内村上字井開60
  • 資本金:100万円
  • 設立:2019年1月7日

本記事は株式会社かたちとことばデザイン舎の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間