北九州市、北九州ハイツ跡地約2.8haの活用に向け民間対話調査を開始
福岡県北九州市は、八幡西区「的場池公園」内の宿泊研修施設「北九州ハイツ」跡地(約2.8ha)の活用に向け、民間事業者を対象としたマーケットサウンディング調査を開始した。将来の事業者公募に先立ち、広大な未利用地の市場性を測るため、具体的な事業アイデアを募集する。提案の検討にあたっては事前の個別相談も受け付けている。

集客基盤と交通網が整う立地の強み

対象敷地が位置する的場池公園内のスポーツ施設(体育館・野球場・弓道場)は年間10万人超が利用しており、スポーツや健康への関心が高い層が訪れる基盤が形成されている。また、周囲2km圏内に小中高など17校が集積し、約7,400名の児童・生徒が在籍していることから、キッズスクール(スイミング・テニス等)や子育て支援施設といったファミリー層を対象とする事業にも適した環境となっている。

交通面では、1日約2.1万台が通行する国道200号に接道し、北九州都市高速「黒崎IC」から車で約4分と自動車でのアクセス性に優れるほか、近隣の学生にとっても自転車等で通いやすい立地特性を持つ。
Park-PFI制度の活用と導入施設の想定

本事業では、Park-PFI制度の活用により最長20年の事業期間を想定している。かつて宿泊研修施設が立地していた経緯から、上下水道、電気、都市ガスなどの既存インフラを引き続き利用可能で、参入時の初期投資を抑えられる見込みだ。公園施設の設置使用料は、売店・飲食店で200円/㎡・月~、その他施設で100円/㎡・月~を最低価格として提案を募る。
民間ノウハウを活かしたスポーツ・子育て・健康増進機能の導入により、周辺の住環境と調和しながら公園の魅力向上を目指す方針が掲げられている。導入施設のイメージとしては、インドアテニス、温水プール、スポーツジム、付帯的な飲食物販施設、合宿等の宿泊施設などが挙げられている。なお、商業・レジャー等の大規模な集客施設は想定されておらず、公園利用者が都度払いで利用できる一般開放枠の設置が求められている。
調査概要と提案項目
サウンディング調査では、法人その他の団体(複数団体のグループも可)を対象に、以下の5項目についての提案を募集している。
- 事業内容(施設の種類、事業期間、利用料金、利用条件など)
- 施設計画(施設の規模・必要面積、配置計画など)
- 官民の役割、リスク分担
- 収支の想定
- 住環境への配慮および地域貢献に関する提案
調査のスケジュールおよび問い合わせ窓口は以下の通り。
- 提案書受付期間:令和8年10月22日 まで
- 個別対話:令和8年10月5日〜10月29日(提出された提案を基に実施)
- 問い合わせ先:北九州市役所 都市整備局 公園計画課
- 電話:093-582-2466
- E-mail:seibi-kouenkeikaku@city.kitakyushu.lg.jp
本記事は北九州市の発表をもとに作成。
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