ソフトプラン、携帯対応の営業電話支援システム「おた助」公開
ソフトプラン株式会社は、主に電話営業を行う中小企業向けに、携帯電話と連動した営業支援システム「おた助」の提供を開始した。
従来の営業電話は050番号や0120番号が主流だったが、携帯電話のかけ放題プランの登場と通話料の低下、コロナ禍によるテレワークの増加をきっかけに、携帯電話やスマートフォンでの営業が増えている。しかし、携帯電話では通話録音ができないことや、システムと連携できる機種が限定されるという課題があった。
「おた助」は、IP回線だけでなくガラケーやスマートフォンにも対応し、12年の実績を持つ電話営業支援システムだ。太陽光発電、リフォーム、不動産、回線取次、教育教材、中古品買取、化粧品販売、債権回収、人材派遣など、様々な業種で利用されている。
同社では以前から別の商品「てるの助」で携帯電話に対応していたが、「おた助」でも比較的早く対応した。ただし、iPhoneはアプリから発信ができないため非対応で、連携できるのは原則Androidスマートフォンのみだった。さらに、Androidバージョン6以上では通話録音ができなくなるという制約もあった。
顧客からは通話録音と機種の制限解消という要望があり、試行錯誤の末、それらをクリアできるサービスをリリースした。このシステムでは携帯電話にアプリをインストールする必要がなく、ガラケーやiPhoneにも対応できる点が特徴だ。
「おた助」の主な機能は、架電リストのインポートと割当、自動発信と結果入力、架電状況の確認、集計分析、日報と週報メールなどがある。顧客情報と結果入力の項目は導入時にレイアウト設定が可能だ。