富山で工芸の勧業博覧会ツギノテ開催へ 秋の食イベントも展開
富山県において、伝統工芸のつくり手やつかい手らが集う勧業博覧会「ツギノテ」をはじめ、秋の味覚や文化を体感できる各種イベントが展開されます。高岡市でのものづくりに関する催しのほか、「寿司といえば、富山」月間に合わせた食の取り組みや新そば祭りなどが実施される予定です。
伝統工芸と全国の作り手128社が集う勧業博覧会「ツギノテ」




高岡市では、2026年10月24日(土)・25日(日)の2日間にわたり、産地の勧業博覧会「ツギノテ」が開催されます。伝統工芸と全国の作り手128社が集い、職人が積み上げた伝統や技術を体感できる祭典です。昨年は7,000名近くが来場しました。

会場の1フロアを2日限りの工業団地に見立てた「一坪ファクトリィエリア」では、高岡銅器の鋳造や漆芸などの製造工程を会場に再現します。また、24人のクリエイターが技術を駆使して制作した「工芸寿司皿」の展示や、全国から55のブランドが出展する「マーケットエリア」が設けられ、会場全体で27種類のワークショップが体験可能です。さらに、地元高校生と連携して工場廃材を活用する子ども向け広場「つくル〜ム」や、産地プロデューサーを育成する「0門」も開講されます。
持続可能性を探る特別企画展やトークセッションを実施
持続可能な産地とこれからのつくりかたの在り方を探る特別企画展として、「ツギノテラボ」-循環と創造-が新設されます。テーマには「『すてる』を『つくる』にまわす責任の考察」が掲げられ、富山市で家具の再生利用に取り組む「トトン」をコラボレーターに迎えて展開します。
あわせて、6つのトークセッション「TSUGINOE TABLE」が開催され、登壇者が決定しました。BEAMS JAPAN クリエイティブディレクターの鈴木 修司氏、ラフォーレ原宿「愛と狂気のマーケット」リーダーの神田 千穂氏、株式会社シゴトヒト代表/日本仕事百貨のナカムラケンタ氏らが参加し、産地の未来について議論を交わします。
主な登壇者の組み合わせは以下の通りです。
- ナカムラケンタ(株式会社シゴトヒト代表/日本仕事百貨) × 五来 未佑(高岡伝統産業青年会/株式会社worg)
- 安田 翔(LIVE DESIGN School代表) × 間宮 史佳(高岡伝統産業青年会)
- 中里 洋介(株式会社博展/HAKUTEN | Studioコー Creative Director)×永谷 亜矢子(株式会社an 代表取締役)×羽田 純(ツギノテ実行委員会/株式会社ROLE)
- 太刀川 英輔(NOSIGNER代表) × 増山 武(株式会社米三 常務取締役/トトン事業責任者)
- 鈴木 修司(BEAMS JAPAN クリエイティブディレクター)×橋本 卓尚(株式会社ハシモト清 代表取締役)
- 神田 千穂(ラフォーレ原宿「愛と狂気のマーケット」リーダー) × 羽田 純(ツギノテ実行委員会/株式会社ROLE)


富山県では11月を「寿司といえば、富山」月間と定めており、食に関連する企画が実施されます。

県内のイタリアン、フレンチ、中華、スイーツなどのシェフが富山湾の魚介や県産野菜を組み合わせて開発した「とやまクラフト寿司」は、昨年から引き続き19店舗で提供されているほか、今年度は新たに最大10店舗が参画します。メニューは「ひと口で富山のすし」「暮らしごと味わう」「富山の恵みを体感する」という「とやまクラフト寿司3か条」を満たす内容となっています。
また、富山ガラス工房では、9月19日 (土) ~11月30日 (月)の期間に「寿司制作体験」が実施されます(予約優先)。マグロや白エビなど全12種の中からネタを選び、ガラスの寿司を制作できます。

実りの秋を味わうブランド米「富富富」と新そば祭り

秋の味覚として、10月からは新米シーズンが本格化します。2018年にデビューした富山県産ブランド米「富富富」は、あっさりとした上品な甘みと旨みが特徴で、寿司のシャリとしても粘りが薄く口の中でほぐれるとされています。
南砺市利賀村では、2026年10月31日(土)・11月1日(日)に「新そば祭り in TOGA」が開催されます。限定5,000食の新そばが用意されるほか、そば打ち名人の実演、全国のそば食べ比べ、岩魚や五平餅といった利賀の郷土料理の販売、郷土芸能の披露などが行われます。
本記事は富山県の発表をもとに作成しています。
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