法人向けChatGPTシステム「ChatSense」新プラン好評

株式会社ナレッジセンスが提供する法人向けChatGPTシステム「ChatSense(チャットセンス)」の導入企業が300社を超えたことが明らかになった。昨年7月のサービス開始以来、新料金プラン「ビジネス」の投入やリニューアルなど継続的な機能拡充が奏功し、大手企業を中心に利用が拡大している。

ChatSenseは、セキュアな環境でChatGPTを活用できる法人向けサービス。無料の「スターター」プランに加え、月額980円から利用できる「ビジネス」プランが人気だ。一定の利用量までは定額で、それを超えた分は従量課金となる柔軟な料金設定が特徴。初期費用や最低利用期間もないため、企業は導入前の検証や事例作りに活用しやすい。

ビジネスプランでは、チャット内容をAIの学習から守る機能のほか、プロンプトの社内共有など豊富な独自機能を提供。メンバー管理やフォルダ整理など、ビジネス利用に適した機能も充実している。

ナレッジセンスは「大企業の知的活動を最速にする」をミッションに掲げ、ChatSenseのほかにも複数の生成AIサービスを展開。同社は今後も、生成AIを活用した企業のDX推進とソリューション開発に注力していく方針だ。

ChatGPTの法人利用が加速するなか、セキュリティと利便性を両立したChatSenseの動向が注目される。導入事例の蓄積とともに、生成AIを活用した業務効率化やDXの具体的な姿が見えてきそうだ。