株式会社カブ＆ピースは、2024年11月20日より電気、ガス、モバイル通信、インターネット回線、ウォーターサーバー、ふるさと納税といった生活インフラ関連サービスの提供を開始する。同社代表の前澤友作氏が手掛ける新ビジネスで、サービスの利用者は利用料金に応じてカブ＆ピース社の未公開株を受け取ることができる、日本初のサービスだ。

各サービスの利用料金に応じて、1円につき1枚の「株引換券」が付与される。この株引換券をウェブサイトから申し込むことで、カブ＆ピース社の未公開株と交換できる仕組みだ。株に交換しない場合は、本サービスの割引に使える割引券に交換することも可能。株引換券への還元率はサービスごとに異なり、詳細はサービスサイトで確認できる。

また、月額500円の会員プラン「KABU＆プラス」に加入すると、株引換券の還元率が通常の2倍になるほか、アンケートに答えることで株引換券がもらえたり、前澤氏の記事にコメントで意見や質問を送れるなどの特典が用意されている。

現在のカブ＆ピース社の株価は1株5円（見込額）で、第1期の募集期間中に申し込むと「最初の株主」になれるという。同社は「目指せ、国民総株主」をテーマに掲げており、生活インフラ関連サービスの提供を通じて日本国内の株式投資家を増やし、日本経済の活性化を目指している。株式を国民に広く行き渡らせることで、一部の資本家に偏った富の分散を図り、格差の是正にも繋げていきたい考えだ。