ジザイエ、防塵・防水性能を強化したJizaiEyes P2の提供を開始
東京大学稲見研発スタートアップの株式会社ジザイエは、LTE搭載クラウドカメラサービス「JizaiEyes」の新型モデル「JizaiEyes P2」を2026年9月より提供開始した。屋外の粉塵や降雨といった環境下でも安定稼働する堅牢性を大幅に強化し、独自の映像圧縮技術による低遅延かつ高画質なリアルタイム配信に対応する。新型ファームウェアの搭載により映像配信の安定性を高め、映像理解AIによるリスク検知などの機能拡張も可能にした。

開発の背景と過酷な現場への対応

建設・土木、製造・プラント、インフラ点検などの現場では、人手不足や熟練者の高齢化を背景に、遠隔から現場を見守るニーズが高まっている。しかし、現場用カメラには通信が不安定な環境でも映像が途切れない性能や、粉塵・降雨・温度変化に耐えうる安定稼働が求められ、オフィス向けカメラの運用には課題があった。
同社はLTE回線と独自の映像圧縮技術を活用した「JizaiEyes」を展開してきたが、現場からの要望を受けて環境耐性を抜本的に見直し、過酷な現場での常設・常時運用に応える新型モデルを開発した。
JizaiEyes P2の主な特長
JizaiEyes P2では、防塵・防水性能を強化してIP65相当の保護等級や-10~+50℃の動作温度域、耐衝撃性を備え、屋外の粉塵や降雨環境での常設運用に対応する。


また、新設計のファームウェアにより通信状況の変化に応じた映像配信の安定性を高めたほか、今後の機能拡張にも対応する。映像理解AIによるリスク検知機能では、自然言語で検知状況を設定できる「カスタム検知」のほか、人数カウントやヘルメット未着用検知、侵入検知などを標準搭載し、リアルタイムでの通知を行う。

通信面ではLTE通信を内蔵しており、電源を確保すれば有線LANやWi-Fi環境の構築なしで設置が可能となっている。撮影映像はクラウドに集約され、PCやスマートフォンから複数現場の映像を一元確認できるほか、遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」とも連携する。
株式会社ジザイエのプロダクト開発責任者である武内一晃氏は、止まらない通信と堅牢性により、人手不足や移動負担の解決、安全性の向上に貢献したいとしている。
製品概要
- 製品名:JizaiEyes P2(ジザイアイズ ピーツー)
- 種別:LTE搭載クラウドカメラサービス
- 通信方式:LTE内蔵
- 主な機能:リアルタイム映像配信、遠隔からのパンチルト・ズーム操作、クラウド録画・閲覧、AI映像検知(自然言語によるカスタム検知/人数カウント・ヘルメット未着用検知・侵入検知)、複数拠点の一元管理、JIZAIPAD連携
- 対象業界:建設・土木/製造・プラント/インフラ点検・保守 ほか
- 保護等級・動作温度:IP65相当/-10~+50℃
- 提供開始:2026年9月
- 価格:オープン価格
- 製品サイト:https://jizaipad.jp/jizaieyes
※仕様・数値は予告なく変更される場合がある。
株式会社ジザイエについて
株式会社ジザイエは、「すべての人が時空を超えて働ける世界へ」をミッションに掲げ、遠隔業務に必要な映像・操作・制御を統合した「現場OS」を展開する東京大学稲見研究室発スタートアップである。
- 会社名:株式会社ジザイエ
- 設立:2022年11月
- 代表者:中川 純希
- 所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル5F Inspired.Lab 569
- 公式サイト:https://jizaie.co.jp/
本記事は株式会社ジザイエの発表をもとに作成。
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