VDLが慶應義塾などから呼気データとAIによる肝疾患判定技術の独占的通常実施権を取得
東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学信濃町キャンパス2号館9階に本社を置くVOCs DeepTech Lab株式会社(VDL)は、学校法人慶應義塾、国立大学法人京都大学、学校法人東海大学が保有する知的財産の独占的通常実施権を取得した。対象となるのは、呼気データとAIを活用した肝疾患判定技術等に関する知的財産である。VDLはこれを基盤に、非侵襲評価技術の実用化などを目指す。
呼気データとAIを活用する技術の概要
本技術は、呼気に含まれる複数の揮発性代謝産物から得られる質量分析データをAIに学習させ、肝疾患判定のための推定モデルを構築するものである。このモデルに新たな呼気データを入力することで、対象者が肝疾患である確率を出力する判定方法・装置・プログラム等に関する技術となっている。
呼気を採取・分析する試料としてだけでなく、AIによる判定に活用するデータとして扱う点が特徴とされている。
独占的通常実施権の契約内容
本実施権は、今後、本国際出願の移行出願が行われる全地域を対象とし、対象特許の存続期間にわたるものとなっている。
契約上、VDLによる第三者への再実施許諾(サブライセンス)が認められているほか、対象となる権利について大学側から第三者へのライセンスは行われない条件が設定されている。
今後の事業展開
VDLは、今回取得した実施権を基盤として、呼気データとAIを組み合わせた非侵襲評価技術の実用化と、継続的な呼気データ基盤の構築を進めていくとしている。
本記事はVOCs DeepTech Lab株式会社の発表をもとに作成されています。
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