大学サイトの生成AI案内ファイル設置は1.5% ポップコーン株式会社調査
ポップコーン株式会社は、運営するwebメディア「大学パワーランキング」にて『大学サイトの生成AI対応調査【2026年最新版】』を公開しました。全国の国公私立大学の公式サイトを実測し、生成AI向けの案内ファイル「llms.txt」の設置状況やrobots.txtによるAIクローラーの扱いを集計した調査です。調査の結果、llms.txtを設置している大学は全体の1.5%にとどまることが明らかになりました。
llms.txtの設置大学は12校 国立大学の設置はゼロ
調査対象となった800校のうち、llms.txtを設置していた大学は12校(1.5%)でした。内訳は私立11校、公立1校で、国立大学の設置はありませんでした。設置が確認された12校のうち5校は、WordPressのプラグインが自動で生成したファイルとなっています。
同社が2026年9月に実測した企業サイト約9,000件におけるllms.txtの設置率は6.4〜6.8%であり、大学サイトの設置率は企業の4分の1ほどにとどまっています。

AIクローラーへの対応状況と許可を明記した大学事例
robots.txtにおいてAIクローラーを名指しで全面拒否している大学は6校(0.8%)あり、その内訳は国立1校、公立1校、私立4校でした。このほか、許可したクローラー以外をすべて拒否する設定を行っていた大学が2校ありました。なお、AIクローラーの拒否はGPTBotなど16種のいずれかを名指ししてサイト全体の取得を拒否しているものを集計しており、robots.txt以外の方法による遮断は対象外となっています。
一方、AIクローラーへの許可を明記していた大学は1校でした。星薬科大学はllms.txtを設置したうえで、robots.txtでも9種のAIクローラーを名指しして取得を許可していました。
今後の調査展開
ポップコーン株式会社は、今後も公開データと実測にもとづく大学・教育分野の調査レポートを継続して発表していく方針です。大学サイトに関しては、表示速度の調査や、生成AIの利用ガイドラインを公開しているかどうかの調査なども予定しています。
調査概要と会社情報
本調査の概要は以下の通りです。
- 調査内容:大学公式サイトにおけるllms.txtの設置状況と、robots.txtによるAIクローラーの許可・拒否の状況
- 調査手法:各サイトのトップページ、/robots.txt、/llms.txt を取得して判定する実測調査
- 調査時期:2026年9月30日
- 調査対象:文部科学省のリンク集に掲載された国公私立大学814校のうち、応答を取得できた800校(国立84校、公立102校、私立614校)
- 表示単位:校、%(小数1桁)
ポップコーン株式会社の概要は以下の通りです。
- 商号:ポップコーン株式会社
- 本店所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5-21-5 ミサワビル601
- 代表者:代表取締役 大澤陽平
- 設立年月日:2018年2月1日
- URL:https://ppcn.co.jp/
本記事はポップコーン株式会社の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



