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アデコ調べ 会社員の約9割がキャリアに向けた具体的行動に至らず

総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社は、日本全国の20代~50代の会社員計500名を対象に実施した「キャリア形成と未来対応型人財」に関する調査結果を発表しました。調査では、全体の87.8%が将来のキャリアに向けた具体的な行動に至っていない実態が明らかになりました。また、キャリアを考える際に66.0%が「失敗しないようにしなければならない」と感じていることも示されています。

将来のキャリアについてどの程度具体的に考えているかを尋ねたところ、全体の87.8%が具体的な行動に至っていないと回答しました。内訳は「まったく考えていない」が30.2%、「ぼんやりと考えているが、具体像は見えていない」が26.2%、「今の仕事をこなすことに精一杯で、将来まで考えられていない」が17.6%、「方向性は決まっているが、具体的な行動には至っていない」が13.8%となっています。一方で、「目標や計画があり、具体的に行動している」と回答した人は12.2%にとどまりました。

具体的な行動に至っていないと回答した439人に理由を聞いたところ、「特に理由はない、なんとなく」が33.9%で最多となり、「自分のやりたいことが分からない」(15.5%)、「現状に満足している」(14.6%)、「日々の業務が忙しく、考える時間的・精神的余裕がないので」(13.9%)が続きました。

キャリアを考える際、「失敗しないようにしなければならない」と感じるかという質問では、全体の66.0%が「やや感じる」(40.2%)または「非常に感じる」(25.8%)と回答しました。

また、「キャリア自律」という言葉について尋ねたところ、「今までに見た、聞いたことはなく、知らなかった」が68.0%を占め、「意味を理解しており、自分でも意識している」は8.8%にとどまりました。今後のキャリア形成に対する気持ちでは、「特に決めず、機会に応じて選びたい」が48.8%と半数近くにのぼっています。

2030年までの間にAIの普及や社会情勢の変化により業務内容や役割が大きく変わる、または職種自体がなくなるなどの変化が起きると思うか尋ねたところ、55.8%が「そう思う」(15.4%)または「ややそう思う」(40.4%)と回答しました。「そう思わない」以外を回答した411人のうち、変化に対して不安を感じている人は63.3%(260人)でした。さらに、10年後の自分を想像した時に「不安や疲れがある」と回答した人は37.8%、「期待やわくわく感が強く、楽しみである」は11.2%でした。

変化への気持ちで「不安は感じない」以外を回答した400人に準備状況を聞いたところ、「すでに行っている」は6.3%にとどまりました。「特に何かを行う予定はない」(26.3%)、「行いたいと思うが、何をすればいいのかわからない」(26.0%)、「将来的に行いたいと思うが、今はまだ行っていない」(22.5%)が続いています。

また、業務や学習への生成AIなどの最新技術の導入状況については、「積極的に取り入れている」が13.8%にとどまる一方、「興味はあるが理解が追いつかず取り入れていない」(15.6%)と「興味はあるが余裕がなく取り入れていない」(14.8%)を合わせて約3割が関心を持ちつつも導入できていない状況が示されました。

直近1年で新しい役割への挑戦意欲がなく相談相手も半数近くが不在

直近1年間で経験のない新しい役割や業務、プロジェクトに挑戦したかを質問したところ、「機会もないし、挑戦したいとも思わなかった」が52.6%と過半数を占め、「自主的に挑戦した」は13.6%でした。

さらに、キャリアについて相談できる相手がいるか尋ねたところ、「相談できる相手はいない」との回答が46.8%に達しました。

調査概要と会社概要

【調査概要】

  • 調査対象:20~50代の会社員(公務員・団体職員を除く、役員以上を除く)の男女
  • サンプル数:20~50代の男女500人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 実施時期:2026年4月2日~4月6日

【アデコ株式会社について】 Adecco Groupの日本法人で、東京都千代田区に本社を置き、代表取締役社長を平野 健二が務めています。人財派遣、人財紹介・転職支援、アウトソーシング、コンサルティングなどの総合人事・人財サービスを展開しています。

本記事はアデコ株式会社(アデコ株式会社調べ)の発表をもとに作成しました。詳細情報は公式サイト(https://adeccogroup.jp)で確認できます。

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