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保活で第一希望に入園できた割合は東京55.8% 周辺3県は3割未満 ライク調査

ライク株式会社は、一都三県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)の未就学児の保護者315名を対象に実施した「首都圏における保活と園選びに関する実態調査」の結果を公表しました。

帝国データバンクの動向調査によると2026年1~8月に休廃業・解散した保育園運営事業者は36件に上り、子ども家庭庁のまとめでは2026年4月時点の全国の待機児童数が前年比181人増の2,435人と9年ぶりに増加へ転じるなか、首都圏における保活の実態や園選びの基準が浮き彫りとなっています。

第一希望への入園率は東京都で55.8%、周辺3県では3割未満にとどまる

保活の入園結果を都道府県別に比較したところ、第一希望の園に入園できたと回答した割合は、東京都の55.8%に対し、千葉県で27.2%、神奈川県で26.2%、埼玉県で25.7%となり、周辺3県ではいずれも3割未満でした。さらに「希望した園に入れなかった」との回答は、東京都で7.6%、千葉県で4.5%だったのに対し、神奈川県で16.4%、埼玉県で25.7%に上っています。

希望条件に合う園への入園難易度については、千葉県で81.8%、東京都で77.7%、神奈川県で72.2%、埼玉県で71.4%が「難しかった」と回答しました。保活の開始時期については、東京都や千葉県(40.9%)では妊娠中から動き始める割合が高い一方、神奈川県では64.0%、埼玉県では51.4%が出産後に開始している状況が示されています。

園選びの壁は「通園アクセス」 負担軽減や生活習慣サポートへの需要

保活における困りごとでは「家からの距離が遠い(35.2%)」や「職場からの距離が遠い(32.7%)」が上位となり、園選びで最も重視したポイントでも「自宅からの距離・アクセスの良さ(39.3%)」が最多となりました。見学した園の数も「2〜3園(38.4%)」が最も多くなっています。

通園負担を軽減するサービスや仕様としては、「オムツのサブスク対応(44.5%)」、「着替えや布団など持ち物の指定が少ない(43.8%)」、「保護者会・PTA役員などの集まりや作業がない(40.7%)」が上位に挙がりました。また、家庭だけで身につけさせるのが難しく保育園にサポートを求めたい項目として、50.5%が「睡眠、排せつ、生活リズムなどの習慣」を挙げたほか、「あいさつや言葉遣いなどの基本的なマナー(44.4%)」や「友達との関わり方や集団行動などの社会性(41.3%)」が続いています。

94.3%が家庭での食に悩み 保育園の給食や食育に期待

家庭での食事準備や食育に関する設問では、「特に悩みや気がかりはない」と答えた人は5.7%にとどまり、94.3%の保護者が悩みや限界を感じていると回答しました。

具体的な悩みとしては「偏食や少食があり、栄養バランスが心配(38.7%)」が最も多く、次いで「惣菜や市販の食品に頼ることに、心苦しさ(罪悪感)を感じる(38.1%)」、「さまざまな食材や料理を経験させられていない(31.8%)」、「仕事や家事で忙しく、手作りの料理や十分な品数を用意できない(22.5%)」が挙げられています。

調査概要と企業情報

【調査概要】

  • 調査方法:インターネットアンケート
  • 調査実施機関:ライク株式会社
  • 調査実施期間:2026/08/26 ~2026/08/28
  • 対象地域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
  • 対象者:N=315

【ライク株式会社 概要】

  • 所在地:東京都渋谷区
  • 代表:岡本 泰彦
  • 事業内容:子育て支援サービス事業(にじいろ保育園など認可保育園・学童クラブ等・事業所内保育施設を415ヶ所以上運営)、総合人材サービス事業、介護関連サービス事業(介護付き有料老人ホーム等を26ヶ所運営)

本記事はライク株式会社の発表、ならびに帝国データバンクおよび子ども家庭庁の公表データをもとに作成しています。

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