淺沼組、技術研究所のZEB改修に着手 大阪府内初の事例となる見込み
株式会社淺沼組は、大阪府高槻市にある技術研究所のリニューアル工事に着手しました。既存建物の改修によるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル:快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物)の取得を目指すものです。実現すれば国内で3番目の規模となり、大阪府内の建物としては初の事例となる見込みです(※2026年8月28日時点、(一社)環境共創イニシアチブのZEBリーディング・オーナー報告実績を参照)。

同社はリニューアル事業の独自ブランド「ReQuality」を展開しており、本件をその中核プロジェクトと位置付け、得られる知見や技術を活用して今後のさらなる事業拡大につなげる方針です。
自社施設で実践・検証する実証プロジェクト


本プロジェクトは、国内で事例が少ない大規模な既存建物改修によるZEB取得に挑戦するとともに、資源循環や自然との共生、多様な働き方への対応など、これからの社会に求められる価値を取り入れています。淺沼組が培ってきた技術や知見を結集し、自らの施設で実践・検証することで、今後の技術開発や顧客へのより良い提案、新たな価値創出につなげる実証プロジェクトとして未来の建設業の在り方を示すことを目指しています。企画・推進は、若手社員を中心とした部署横断のプロジェクトチームが担当しています。
工期は2026年8月1日~2027年5月31日(予定)です。万博レガシーにつながる取り組みや建物詳細などの具体的な情報は、後日改めて発表される予定となっています。
淺沼組技術研究所の概要
同研究所は、淺沼組の創立50周年記念事業の一環として1989年2月に竣工しました。基礎技術を基盤にした応用研究や、超高層RC造建設技術、免震・制振構造、耐震補強、特殊コンクリートなど独自技術の開発に取り組んできた経緯があります。関西に拠点を置く数少ないゼネコンの研究施設として、大学や公的機関との共同研究も推進しています。創業125周年にあたる2017年には新たにANNEX棟を増築し、時代の変化に応じた技術開発を続けています。
改修棟の建物概要
- 住所:大阪府高槻市大塚町三丁目24番1号
- 規模:地上2階地下1階(改修棟)
- 構造:鉄筋コンクリート造
- 敷地面積:4,134.02㎡
- 建築面積:1,167.87㎡(改修棟)
- 延床面積:1,972.24㎡(改修棟)

株式会社淺沼組について
株式会社淺沼組は、「誇れる歴史がある 創りたい未来がある」をスローガンに掲げる総合建設会社です。
- 社名:株式会社淺沼組
- 本社:大阪市浪速区湊町1丁目2番3号マルイト難波ビル
- 創業:1892年1月
- 設立:1937年6月
- 代表:代表取締役社長 浅沼 誠
- コーポレートサイト:https://www.asanuma.co.jp/
本記事は株式会社淺沼組の発表をもとに作成。
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