なかよし学園プロジェクト、名古屋の小学校で世界とつながる学び講演会を実施
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトは、2026年10月1日に名古屋市立鳴海東部小学校において「世界とつながる学び」講演会を実施しました。児童たちが夏休み前に託した学級目標のポスターがルワンダやカンボジアの教育現場を巡り、現地の子どもたちによる絵やメッセージが加わって再び日本の教室へと戻されました。


今回の講演会は「誰一人取り残されない世界 ~日本から世界を平和に~」をテーマに行われました。千葉県松戸市に拠点を置くなかよし学園プロジェクトの代表である中村雄一氏は、世界各地での実践を紹介しながら、自分にできることを行動に移す大切さを児童たちに語りかけました。








児童たちが制作した学級目標のポスターは、1994年のジェノサイドを経験したルワンダや、内戦と地雷問題の歴史を抱えるカンボジアへと運ばれました。単に外国について勉強するだけでなく、自分たちがつくったものが海外の学校へ届く体験を通して、児童たちにとって世界を身近に捉える機会となりました。
2026年8月25日、なかよし学園プロジェクトはカンボジア・シェムリアップ州のSPEAN CHRIEV AMELIO PRIMARY SCHOOLで約100人の児童を対象に授業を実施しました。その中で鳴海東部小学校のポスターを紹介するとともに、山形県遊佐中学校の生徒たちが募金活動を通じて集めた絵の具セットをプレゼントしました。
現地の児童たちは初めて手にする絵の具を使って絵やメッセージを描き、日本の鳴海東部小学校へ向けた作品を制作しました。日本から届けられた教材にカンボジアの子どもたちの表現が加わることで、一方的な支援にとどまらない双方向の往復する学びへと発展しました。
扇台中学校や広島特別支援学校など全国の教育現場で広がる実践
なかよし学園プロジェクトと名古屋市内の学校との連携は、昨年度の名古屋市立扇台中学校による「防災カルタ」の海外展開に続く取り組みです。扇台中学校の実践は国際連合システム学術会議ACUNSでも紹介されました。
同様の循環型モデルは全国各地で展開されています。広島市立広島特別支援学校の生徒によるものづくりはルワンダやカンボジアへ届けられ、UNESCOと欧州機関による「Inclusive Education in Action」のケーススタディに掲載されました。また、オイスカ浜松国際高等学校では教員自身が生徒の制作物をルワンダへ持参し、千葉商科大学では大学生と松戸市内の小中学生が共同制作した「PEACE防災カルタ」をルワンダのKibagabaga Primary SchoolとMiyove地区で使用するなどの取り組みが進められています。
循環型グローバル教育モデルCoRe Loopの概要
なかよし学園プロジェクトが提唱する「CoRe Loop」は、日本で教材やアイデアをつくり(Create)、世界へ届け(Reach)、世界の人と一緒に考え(Co-Reflect)、世界から学びを持ち帰って次の行動へつなげる(Return & Redesign)という仕組みです。今年2月にはこのモデルがUNESCOのホームページに先進事例として掲載されました。
中村雄一代表は「お互いが持っているものを持ち寄って、お互いがHEROになる。それが僕たちの考える『世界とつながる学び』です」と述べており、子どもたちが行動した結果を本人たちへ返す重要性を伝えています。
プロジェクトの詳細は以下の関連リンクで確認できます。
- 世界とつながる学び公式ホームページ: https://nakayoshigakuen.org/coreloop
- 「世界とつながる学び」2026年度版について: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000166170.html
- 名古屋市扇台中学校の実践が国際連合ACUNSで発表される: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000166170.html
- 本件問い合わせ先: peace.office@nakayoshigakuen.org
本記事は特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトの発表をもとに作成しました。
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