Mobitect、避難所の感染症対策とプライバシー確保を両立する防災テントを受注開始
株式会社Mobitectは、災害時の指定避難所における感染症対策とプライバシー確保を両立する「防災ポップアップテント」(製品名:mobile tent)の受注生産を開始しました。
同社がモバイル建築で培った居住性のノウハウをテントサイズに応用したもので、断熱性と快適性を備え、誰でも数秒で展開できる設計となっています。災害時だけでなく平時の行政サービスや野外活動でも活用できるフェーズフリー仕様です。
開発の背景とフェーズフリーのコンセプト
株式会社Mobitectはこれまで、能登半島地震などの被災地支援や国交省のモデル事業を通じて、災害時の住環境確保に取り組んできました。その中で直面した体育館などの避難所におけるプライバシーの欠如、ウイルス感染拡大リスク、床からの底冷えといった課題を解決するため、本製品の開発に至りました。



防災備蓄品を非常時だけでなく、平時の行政サービスやアウトドアなどで有効活用できるフェーズフリー仕様とすることで、無駄のない運用を可能にしています。
居住性と衛生面を追求した設計特長
本製品は、高さ1800mm×幅2450mm×奥行2450mmの大型設計で、大人が立って着替えられる高さを確保し、簡易ベッド(コット)を設置できる広さがあります。
屋根部分は採光と換気性能を考慮した天井メッシュ構造を採用し、開閉可能なフルジッパー式ドアにより周囲の視線を遮りながら、飛沫拡散などの感染症リスクを防ぎます。生地の遮光率は99%以上、UVカット率は99%以上で、裏面にはアルミコーティングが施されています。
また、消防法や避難所運用基準を考慮した防炎性能を備えているほか、床からの冷気を防ぐ着脱式断熱アルミマットが標準で付属します。工具不要のポップアップ式で広げるだけで設営でき、収納時は直径80~90cmの専用収納バッグに収まるため、備蓄スペースを抑えられます。
平時と災害時における多彩な活用シーン
本製品は、状況に応じて以下のような用途での活用が想定されています。

- 災害時:指定避難所や屋外仮設避難所における個室空間、着替えや授乳、要配慮者のケアスペース
- 平時(行政・医療):ワクチン集団接種会場の受診室やパーテーション、各種イベントにおける体調不良者の一時救護室
- 平時(屋外活動):ペグ固定に対応し、高い遮光性とUVカット機能を活かした地域イベントや防災訓練、アウトドア
製品仕様と発注条件
製品の基本仕様および発注条件は以下の通りです。
- 製品名:mobile tent
- 展開サイズ:W2,450mm × D2,450mm × H1,800mm
- 収納サイズ:直径 80~90cm(専用収納バッグ付)
- 生地:210~300D ポリエステル
- 表面/裏面加工:表面:撥水・防水・UV / 裏面:アルミコーティング
- 性能:防炎性能あり、遮光 99%以上、UV 99%以上
- 付属品:着脱式断熱アルミマット、ペグ、ガイロープ
- 価格:33,000円(税抜 / 1点あたり)
- 最小注文数量(MOQ):100点~
- 受注形態:受注生産(前入金制、入金後のキャンセル不可)
- 納期:入金確認後、約2ヶ月
なお、自治体の決済・購入フロー(見積書発行など)には柔軟に対応するとしています。
本記事は株式会社Mobitectの発表をもとに作成しました。

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