TOPPANのE-Traノートとわたしの温度が第20回キッズデザイン賞を受賞
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社の取り組みである「学校と家庭をつなぐ連絡帳『E-Traノート』」と「わたしの温度®」が、第20回キッズデザイン賞の出産・子育て支援部門を受賞した。このうち「学校と家庭をつなぐ連絡帳『E-Traノート』」は、テーマ賞「こども・子育て環境賞(こども政策担当大臣賞)」にも選出された。また、株式会社トータルメディア開発研究所と共同開発しているサービスも感性・創造性育成部門で受賞している。
受賞した2つの取り組みの特徴と評価
「学校と家庭をつなぐ連絡帳『E-Traノート』」は、在留外国人児童の保護者と教員のコミュニケーションを支援する多言語連絡支援システムである。学校現場で使用頻度が高い500以上の定型文や単語が登録されており、Webブラウザ上で定型文や単語を組み合わせることで、使用ニーズの高い12言語での正確な翻訳作成ができる。これまで全国300以上の学校で活用されており、多文化共生社会における地域での子育て環境向上への貢献や、定型文活用による誤訳防止、導入のしやすさなどが評価された。
「わたしの温度®」は、就寝中の衣服内温度を自動計測し、女性特有の温度リズム(低温期・高温期の周期的な変化)を可視化するヘルスケアIoTサービスである。専用ナイトブラに小型デバイスを装着して寝るだけで計測が行える仕組みとなっており、女性が無理なく前向きに妊娠準備やセルフケアに取り組める環境づくりの支援をテクノロジーで実現した点が評価された。

探究学習を支援するAIサービスも同時受賞
今回の第20回キッズデザイン賞では、TOPPAN株式会社と、同じくTOPPANホールディングスのグループ会社である株式会社トータルメディア開発研究所が共同開発している「ミュージアムにおける探究学習のパートナーとなる『AIコミュニケータ―』」も感性・創造性育成部門で受賞した。

このサービスは、博物館や科学館などで利用者の探究的な学びを支援する対話型のAIコミュニケーションシステムである。一般的なAIチャットボットとは異なり、利用者の問いに対してヒントや関連情報を投げかけることで新たな着眼点を引き出し、興味関心を高めながら探究的な学びへ導く仕様となっている。
今後の展開

TOPPAN株式会社は、今回評価を受けた2つの取り組みを今後も強化していく方針である。子どもの教育機会の創出や教育現場の課題解決への寄与を目指すとともに、女性のライフステージに応じた健康課題の解決や将来の妊娠を見据えた「プレコンセプションケア」を推進する取り組みを加速させ、出産や子育てを支援していくとしている。
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選定し、広く社会に発信することを目的とした顕彰制度である。
本記事はTOPPAN株式会社の発表をもとに作成。
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