LINE利用の建設現場 8割超が一元管理を希望 Archi Village調査
株式会社Archi Villageは、現場写真や進捗、作業指示、協力業者との連絡などにLINEを使用している建設会社の経営者・現場管理者108名を対象に「LINEでの現場管理に関する実態調査」を実施しました。

調査の結果、74.1%が現場写真の共有にLINEを活用している一方で、過去情報の検索や引き継ぎなどに課題を感じている実態が浮き彫りとなりました。現場の写真や指示などの情報を案件ごとにまとめて管理できる仕組みについて、83.3%が利用したいと回答しています。
現場写真の共有や作業指示に広く活用されるLINE

LINEでやり取りしている現場情報・連絡内容を尋ねたところ、「現場写真の共有」が74.1%で最多となりました。次いで「作業指示・段取りの連絡」が67.6%、「協力業者・職人とのやり取り」が67.6%、「工程・スケジュールの変更連絡」が66.7%と続いています。

1つの現場(案件)につき作成されているLINEグループやトークルームの平均数については、「2〜3個」が32.4%、「グループは作らず、個別のトークが中心」が30.6%、「1つ」が29.6%となりました。2つ以上のグループやトークルームがある割合は38.9%にのぼっています。

情報検索の難しさや連絡漏れに課題

過去の現場写真や作業指示を探すためにLINEのトーク履歴をさかのぼる頻度は、「週に3回以上ある」が13.0%、「週に1〜2回程度ある」が19.4%となり、合わせて3割以上が週1回以上さかのぼっていることがわかりました。また、探した経験がある人のうち54.8%が「必要な現場写真や作業指示を探しても見つけられなかった」経験があると回答しています。

LINEでの困った経験としては、「連絡が一部の関係者に伝わっていなかった」が25.9%、「大量の通知で重要な連絡を見落とした」が20.4%、「写真がどの現場のものかわからなくなった」が18.5%と上位に挙がりました。担当社員の休暇や退職時に必要な情報がその人のLINEにしかなく困った経験についても、約3割が「何度もある」「数回程度ある」「1〜2回程度ある」と答えています。
個人端末へのデータ残留に44.4%が不安

現場の写真ややり取りの履歴が社員個人のLINEに残ることについて、会社として不安を感じるかを聞いたところ、「非常に感じる」が8.3%、「やや感じる」が36.1%となり、合計44.4%が不安視していることが示されました。
不安を感じる理由としては、「退職時に情報がそのまま持ち出されてしまうから」が62.5%で最も多く、「顧客や現場の情報漏えいにつながりかねないから」が58.3%、「会社として情報を確認・管理できないから」が45.8%で続いています。
8割以上が案件ごとの一元管理ツールを要望
LINEを使った現場の情報共有について、「担当者が代わっても引き継ぎやすい」に対して50.0%が否定的(「全くあてはまらない」「あまりあてはまらない」の合計)に回答しました。「過去の写真や指示を後から探しやすい」についても43.5%が否定的な見解を示しています。

今後、現場の写真・指示・工程などの情報を案件ごとにまとめて管理できる仕組みを利用したいかという質問には、「非常にそう思う」が19.4%、「ややそう思う」が63.9%となり、合わせて83.3%が利用に前向きな姿勢を示しました。

株式会社Archi Villageについて

株式会社Archi Villageは、建材情報の総合プラットフォーム「建材サーチ」や建設業特化のオールインワン業務管理ツール「アーキLink」を運営しています。
- 会社名:株式会社Archi Village
- 設立:2022年2月
- 代表者:代表取締役CEO 竹内将高
- 所在地:東京都港区芝公園3丁目1番22号 JMAビル6F
- URL:https://archi-village.com/
- 「アーキLink」詳細:https://lp.archi-link.jp/
本記事は株式会社Archi Villageの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



