長野県飯綱町でりんご援農スクールを初開催へ 繁忙期の人手確保目指す
長野県飯綱町は、りんご農家の繁忙期を支える人材の育成を目的として、新たに「りんご援農スクール」を実施します。第1期となる今年度は、町内や近隣地域に住む方などを対象に、実際のりんご園地で援農に必要な基礎知識や作業技術を学ぶ講習が全3回実施される予定です。第1回は令和8年10月6日(火)・7日(水)に開催されます。

開講の背景と目的
飯綱町では、りんご農家の高齢化や担い手不足などにより、葉摘みや収穫など作業が集中する時期の人手確保が課題となっています。一方で、農作業の経験がない人がすぐに作業に入ることは、援農する側と受け入れる農家側の双方に不安があります。
そこで、援農に入る前に作業の目的や方法、安全面での注意事項などを学ぶ場として本スクールが開始されます。単なる農作業体験にとどまらず、今後実際に町内農家を支える援農者として活動することを見据えた取り組みです。
実際の園地で学ぶ講習内容と受講証明書
講習では座学と実技を組み合わせ、農家や指導者から実際の作業方法や注意点を学びます。今年度は主に以下の内容が予定されています。
- 葉摘み作業
- 収穫・選果作業
- 安全な作業方法
- 援農活動の基礎知識
受講者には、受講日や受講内容を記載した「受講証明書」が発行されます。資格や技能を認定するものではありませんが、受講内容を農家側にも分かるようにし、今後の援農活動へつなげるとしています。
将来的なマッチングの仕組みづくり
今年度の実施を通じて受講者のニーズや農家側の受入体制などを確認しながら、将来的には「援農したい人」と「人手を必要とする農家」をつなぐ仕組みづくりを目指す方針です。また、本年度の実施状況を踏まえ、今後は摘花・摘果など年間を通じた講習の充実も検討していくとしています。
令和8年度の実施スケジュール
今年度は全3回の実施が予定されています。天候やりんごの生育状況などにより、日程や内容が変更となる場合があります。
- 第1回 10月6日(火)・7日(水):秋映の収穫・シナノスイートの葉摘み
- 第2回 10月14日(水)・15日(木):シナノスイートの収穫・選果
- 第3回 10月20日(火)・21日(水):ふじの葉摘み
各回共通のタイムスケジュールは以下の通りです。受講者が実際のりんご園に入り、農家や指導者から説明を受けながら作業を行います。
- 1日目:10:00~ 飯綱町役場分室(飯綱町大字牟礼2808-2)にて午前中にオリエンテーション(座学)、午後は指導員とともにりんご園地での作業指導
- 2日目:りんご園地での作業、13:00に質疑応答・受講証明書の交付
問い合わせ先は飯綱町産業観光課農政係(TEL:026-253-4765、平日 8:30~17:15、e-mail:nousei@town.iizuna.nagano.jp)となっています。
本記事は長野県飯綱町の発表をもとに作成しています。
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