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Ⅰ-レジリエンスが農業データ連携基盤WAGRIに参画 気象リスクデータを提供へ

東京都中央区に本社を置くⅠ-レジリエンス株式会社(代表取締役社長:坂田暁俊)は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が運営する農業データ連携基盤「WAGRI(ワグリ)」へデータ提供者として参画する。同社が保有するロングリードタイム降雹予測情報、大雨の稀さ情報、積雪重量情報などの気象リスクデータを、WAGRIを通じて農業関係者へ提供できる環境を整備する。本取り組みは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「スマート防災ネットワークの構築」における民間サービスプラットフォームの研究開発とも連動し、分野横断的なデータ連携やサービス展開を進めるとしている。

参画の背景と目的

近年、気候変動の影響などにより降雹や集中豪雨、大雪などの極端な気象現象が頻発しており、農業経営における気象リスクへの対応が重要性を増している。収穫計画や施設管理、人員配置といった営農判断においても、気象情報を活用した計画的な運営が求められている。

農研機構が運営するWAGRIは、気象や農地、生育など農業に関する様々なデータをAPIで提供し、民間企業等によるデータを活用したスマート農業のサービス創出・普及を支えるデータ連携基盤である。Ⅰ-レジリエンス株式会社はWAGRIへのデータ提供を通じて、農業関係者の営農判断や施設管理における意思決定を支援していくとしている。

提供する気象情報の特長

Ⅰ-レジリエンス株式会社がWAGRIを通じて提供する気象データには、以下の3つの特長的な情報が含まれる。

  • ロングリードタイム降雹予測情報(気象庁 予報業務許可取得済、特許出願中)

多様な予測情報を独自の解析ロジックで統合・最適化し、最長39時間先の降雹予測情報を利用者に通知する。収穫時期の前倒し判断、防雹ネット展張の計画、ハウス設備の保護対策などに活用される。

  • 大雨の稀さ情報

予想される降雨が「どの程度まれな現象なのか」を示す情報。単なる降雨量だけでなく、その地域での「何年に一度の大雨か」といった災害リスクの大きさの把握を支援する。圃場への立ち入り判断、排水設備の事前確認、作業計画や収穫・出荷スケジュールの調整などに用いられる。

  • 積雪重量情報

積雪の深さだけでなく、農作物や屋外設備などに影響をもたらす「雪の重さ」によるリスク判断を支援する。ビニールハウス等の除雪判断、補強作業の実施判断、施設倒壊リスク低減に向けた判断の支援を想定している。

今後の展開

Ⅰ-レジリエンス株式会社は、WAGRIとの連携を通じて農業分野における気象データの活用を推進するとともに、提供する気象リスク情報のさらなる充実を図る方針である。また、農業現場や農業関連事業者のニーズを踏まえながら、新たな気象情報やソリューションの開発にも取り組み、収穫計画や施設管理などの計画的な営農判断を支援することで、気候変動への適応や持続可能な農業の実現に貢献していくとしている。

組織および基盤の概要

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、日本の農業・食品産業に関する研究開発を総合的に推進する国立研究開発法人である。同機構が運営する「WAGRI(ワグリ)」は、気象、農地、生育、農業資材など、農業に関する様々なデータやプログラムをAPIを通じて提供するプラットフォームであり、データ提供者とサービス開発事業者をつなぐ共通基盤として機能している。

Ⅰ-レジリエンス株式会社は、国立研究開発法人防災科学技術研究所および東京海上ホールディングス株式会社を含む民間企業4社の合同出資により設立された。レジリエントDX・レジリエントライフを主な事業とし、防災情報サービスプラットフォーム「I-Resilience Information Network:IRIN」を活用したソリューション型情報提供などを推進している。

  • URL:https://www.i-resilience.co.jp/
  • 公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCu9ud4ONL0UgYxX9JEJGOxA
  • お問い合わせ先:Ⅰ-レジリエンス株式会社 営業担当 sales@i-resilience.co.jp

本記事はⅠ-レジリエンス株式会社の発表をもとに作成されています。

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