うさぎ企画、小田原市で乗合バス たっちぃの実証運行を2026年11月に開始へ
合同会社うさぎ企画は、小田原市より事業を受託し、中井町と二宮町との市境に隣接する橘地域において交流型オンデマンド交通「乗合バス たっちぃ」の実証運行を2026年11月12日(木)より開始します。
路線バスの減便などに伴い交通空白地帯の発生が危惧される同地域において、AIを活用した効率的な運行により住民の日常的な移動を支えるとともに、地域の活性化を図ります。
AIが最適ルートを計算し予約に応じて運行
本サービスは、路線バスのような決まった路線や時刻表を持たず、予約状況や道路状況に合わせてAIが最適な送迎時間とルートを計算して運行するオンデマンド交通です。山近記念総合病院から国府津駅を経由し、橘地域にかけた4キロ×3キロ圏内に停留所43箇所を設けます。

利用者は乗車10分前まで予約が可能で、小田原市公式LINE経由の専用アプリまたは専用コールセンターから申し込めます。料金支払は、クレジットカードでの事前決済および現金での現地決済のいずれにも対応します。
移動と交流の相乗効果で地域の課題解決へ
起伏のある地形を持つ橘地域では、シニア層や子育て層が通院や買物といった日常の移動制約を抱えています。同サービスでは住民の移動支援に加え、停留所での交流会開催や運転手との会話を通じて移動の動機を生み出し、エリアの活性化につなげる方針です。
サービス初年度は、1日あたりの輸送人数40人、リピート率50%を目標値として掲げ、シニア層の外出促進や免許返納促進といった副次的な効果も目指します。合同会社うさぎ企画は、静岡県長泉町で1日50人以上の乗客や70%以上のリピート率を実現した交流型オンデマンド交通「SPICEBOX」の運営実績があり、そのノウハウを活用します。
サービス名称の「乗合バス たっちぃ」や、地域の「橘」をオンデマンドバスに見立てたロゴマークには、住民同士や運転手との触れ合いを通じて明るい地域にしていきたいという想いが込められています。
実証運行の概要
実証運行の概要は以下の通りです。
- 運行開始日:2026年11月12日(木)
- 運行エリアと停留所:山近記念総合病院~国府津駅〜橘地域の4キロ×3キロ圏内に停留所43か所を設置
- 運行時間と運行台数:毎日9時~17時 乗客9名乗りの大型ワゴン2台
- 運賃:3kmまで:大人300円、子ども・障がい者150円 / 3km超:大人500円、子ども・障がい者250円
- 発注者:小田原市
- 受託事業者:合同会社うさぎ企画(運行事業者:伊豆箱根交通(株)/システム開発者:(株)ヴァル研究所)
本記事は合同会社うさぎ企画の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



