どかん、広報を仕組み化するPRエンジニアリングを2026年10月5日に開始へ
広報・マーケティング支援事業を展開する株式会社どかんは、広報やマーケティングを少人数で担う中小企業やスタートアップ企業向けに、広報活動を仕組み化する「PRエンジニアリング」サービスの提供を2026年10月5日に開始する。
Anthropic社のAIエージェントであるClaude CodeやClaude Coworkなどを活用し、企業ごとの目標や課題に合わせて広報の仕組みを設計・実装し、人とAIが共に運用を進める体制づくりを支援する。
広報の業務領域は、プレスリリースや記者対応だけでなく、SNS・オウンドメディアの運用、採用広報、AI検索での見られ方への対応などにまで広がっている。一方、中小企業やスタートアップでは1〜2名が他業務と兼務しながら担当することも多く、対応できる領域が限られている実情がある。
総務省「令和8年版 情報通信白書」によると、生成AIを活用する方針の日本企業は68.9%と前年度の49.7%から増加した一方、生成AIの利用を禁止している企業を除いても、組織的な取り組みを行っていない企業が27.0%にのぼる。情報発信が容易になった環境において、価値ある一次情報を見つけ出して効果的な企画にする広報の役割が重要になっていると同社は捉えている。
AIと人の分担による業務時間削減の試算
同社が広報部門の仕事を14領域・118業務に分けて試算したところ、AIエージェントを活用することで人の作業時間は全体平均で32%削減される結果となった。
領域別では、効果測定・モニタリングが60%、SNSが40%と大きく削減される一方、記者発表会・イベント(22%)、メディアリレーションズ(23%)、経営広報・IR(24%)といった判断や関係づくりが重視される領域では削減幅が小さくなった。AIに任せられる作業を効率化することで、人が判断や関係づくりなどの業務に注力できるようになるとしている。
なお、この数値は同社調べの試算であり、AIの出力を人が確認・修正する時間を差し引いた推定値(2026年時点の一般的なAI水準を想定したもので実測値ではない)となる。領域ごとの数値は各領域に含まれる業務の平均、全体平均は118業務すべての平均である。
PRエンジニアリングの3つのステップ
本サービスでは、事業目標に向けた広報活動を仕組み化し、運用しながら改善を続ける手法として以下の3ステップで展開される。
- DESIGN(設計):事業の目標から逆算し、広報で実現する内容や成果を測る指標を定め、各社に応じた広報の仕組みを設計する。
- IMPLEMENT(実装):AIが得意な作業と人が担うべき仕事を分け、PRの判断基準を手順(Skill)化し、事業情報などをAIが参照する前提情報としてClaude CodeやClaude Coworkに組み込む。同社が自社で開発・運用する約60のSkillの実践知をもとにオリジナルの体制を構築する。
- EVOLVE(進化):成果や記事・SNSでの反応、分析結果、メディアの関心などをAIに戻す流れをつくり、人の判断を蓄積しながら仕組みを継続的に改善・進化させる。
サービスおよび提供企業の概要は以下の通り。
PRエンジニアリング サービス概要
- 提供開始日:2026年10月5日
- 主な対象:広報・マーケティングを少人数で担う中小企業やスタートアップ企業
- ウェブサイト:https://www.docaninc.com/pr-engineering/
※Claude Code・Claude Coworkを含むClaudeの利用契約は、導入企業とAnthropic社(または正規代理店)との直接契約となる。公開・配信前には導入企業の担当者による確認・承認工程が組み込まれる。
株式会社どかん 会社概要
- 代表者:中川尚之
- 所在地:埼玉県所沢市くすのき台1-13-2 ガーデンシティ所沢2階
- 設立:2024年8月1日
- 事業内容:企画・コンセプト開発支援、PR活動の企画推進・実行支援、SNS運用・インフルエンサーマーケティング、AI×PR導入支援など
本記事は株式会社どかんの発表をもとに作成。
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