ハミルトン、50年ぶりに「PSR 74」で宇宙時代に回帰
ハミルトンは、1974年に発売された「ハミルトン パルサー クッション」をインスピレーションとした新モデル「PSR 74」を発表した。「PSR 74」は、オリジナルモデルのアイコニックな31mmのクッション型ケースデザインを踏襲しつつ、現代的に洗練されたデザインと新機能を搭載している。
ケース両側のプッシュボタンにより、日付と時刻を同時に表示できるほか、24時間表示または12時間表示のどちらにも設定可能だ。ディスプレイには、反射型LCD(液晶ディスプレイ)と発光型OLED(有機発光ダイオード)の両方を採用し、インジケーターのコントラストとディテールの表現が向上している。
ハミルトンのデザイナーは、1970年代の「ハミルトン パルサー」のディスプレイの数字の書体をオリジナルのままにすることで、世界初のデジタルタイムキーピングの表情を「PSR 74」に継承している。ステンレススチールとゴールドPVDコーティングのモデルが揃った「PSR 74」は、デジタルタイムキーピングのスタイリッシュな新時代の到来を告げる。
ハミルトンは1892年にアメリカ ペンシルバニア州ランカスターで創業し、130年以上の歴史を誇る。高精度な時計作りを続け、アメリカの鉄道黎明期と共に発展し、軍の兵士、パイロット、ハリウッドスターの腕元を彩ってきた。500本を超える映画に登場し、カスタムウォッチが複数のハリウッドの大ヒット映画において重要な役割を担っている。