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ロゼッタ、産業翻訳AI T-4OOで完全自動翻訳モードの先行提供を開始

株式会社メタリアルグループの株式会社ロゼッタ(代表取締役:五石 順一)は、2026年10月5日、高精度産業翻訳AI「T-4OO(ティーフォーオーオー)」において、人によるチェックを行わずに翻訳フローを完結できる「最高精度(完全自動)」モードの先行提供を開始した。

同社が2025年12月に発表した「人手修正が不要な翻訳AI」を実現したもので、専門文書の翻訳において人が訳文全体を読み直して確認する作業を前提とせずに利用できる段階に入ったとしている。本リリースは2026年10月14日を予定している。

修正必要率0.003%で人手チェック不要のフローを実現

ロゼッタは完全自動翻訳を「AIが原文入力から完成した翻訳成果物の出力までの翻訳工程を自律的に完結し、その成立のために人による翻訳内容の確認・判断・修正を前提としない状態」と定義し、センテンス単位での明確かつ重要な誤訳に対する修正必要率が0.01%未満となることを品質基準としている。

取扱説明書およびマニュアルを対象とした社内検証(Text to Text精度、日本語から英語への翻訳)において、「最高精度(完全自動)」モードの修正必要率は0.003%(3,000ページに1センテンス未満に相当、10,000ページに3センテンス程度)と計測された。なお、この数値は上記評価条件での検証値であり、すべての文書や条件における品質を保証するものではないとしている。

従来のAI翻訳では最終確認のためにすべての訳文を読み直す必要があったが、新モードでは翻訳フローの完全自動化が可能となる。また、0.003%の誤訳も許容できない場合に向けて、誤訳の可能性がある箇所のみを表示する機能も備えている。

開発責任者の篠田 篤典は、「翻訳の後に人が訳文をチェック・修正する工程が不要になります。翻訳の進め方そのものが変わるという意味で、産業翻訳の革命だと考えています」とコメントしている。

対象言語と活用が期待される専門文書

先行提供における対象言語は「日本語→英語」および「英語→日本語」となっている。

検証済みの「取扱説明書及びマニュアル」に加え、以下の専門文書でも翻訳業務の効率化と品質向上が期待されている。どの文書をどこまで自動化するかは利用者の判断に委ねられる。

  • 仕様書、技術文書
  • 業務手順書
  • 社内規定
  • 調査レポート
  • 決算短信・IR資料
  • 製薬関連文書
  • 特許文書
  • 契約書・法務文書

10月14日に本リリースと記者発表会を開催予定

本リリースが予定されている2026年10月14日には、翻訳の自動化に関するビジョンや考え方、T-4OOブランドのリニューアルに関する記者発表会が開催される。

  • 日時:2026年10月14日(水)11:00~12:00(受付開始 10:30~)
  • 会場:大手町プレイス ホール&カンファレンス「ルーム101」(東京都千代田区大手町2-3-1 大手町プレイス2F)
  • 登壇者:株式会社ロゼッタ 取締役 MTカンパニー COO 新河戸 健人、日立建機株式会社(ゲスト)

今後の展望

同社は今後、ファイルをそのまま翻訳するFile to Fileにおけるテキスト抽出精度やレイアウト復元精度の課題解決に取り組み、「取扱説明書及びマニュアル」以外の文書種別についても精度検証を進めていく方針である。

本記事は株式会社ロゼッタの発表をもとに作成。

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