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ワールドエリアネットワークス、フィジカルAIの研究開発を本格始動

株式会社ワールドエリアネットワークス(WAN)は、フィジカルAIの研究開発を本格的に始動し、共同研究および実証パートナーの募集を開始しました。あわせてブランドを刷新し、新しいコーポレートサイト(https://wan-hiroshima.jp/ )を公開しています。同社は培ってきた仮想空間技術を基盤とし、建設・インフラ・産業機械といった現場で活用できるAI技術の開発を進めていく方針です。

仮想空間の再現技術を生かしたフィジカルAIへの展開

フィジカルAIは、AIがカメラやセンサーを通じて現実世界を認識し、ロボットや機械を制御する技術です。建設業の就業者数が2024年平均で477万人と1997年の685万人から約30%減少し、55歳以上が36.7%を占める一方で29歳以下は11.7%にとどまるなど、現場の担い手不足や技能継承が課題となっています。

AIが機械を安全に制御するためには、現場のデータを反映し安全に試行できる仮想空間が必要とされます。同社は写真や動画から現場を3D化する3DGSビューワー「Machica」(2026年6月 β版公開)や、建設現場を再現する建機シミュレーター「メタトレ」(2026年6月 販売開始)、大和ミュージアムの映像演出などの制作実績を持ち、これらの技術をAIの訓練環境や判断画面の構築に活用します。

第一弾となる建機訓練システム「メタトレ+」の研究開発

取り組みの第一弾として、中小企業庁のGo-Tech事業に採択された建機訓練システム「メタトレ+」の開発を進めています。広島市立大学および安田女子大学との共同研究として、公益財団法人ひろしま産業振興機構を事業管理機関に、令和8年度から3年間の計画で推進されています。

本研究開発では、仮想空間での操作データを記録し、AIが「操作」「安全」「施工」の3つの観点から技能を評価して訓練を提案します。令和8〜10年度の目標として、300シナリオ以上の整備、10指標以上の設計、熟練者と初心者を高精度で見分けるAIモデルの開発、複数の建設関連企業での実証・導入検証を掲げています(※研究開発上の目標値であり、現在提供中の製品性能を示すものではありません)。蓄積されたデータは、建設機械の遠隔操作や作業の自動化への応用も見据えています。

同社は建設機械分野を起点に、橋梁などの点検・維持管理を行うインフラ分野や、クレーン・フォークリフトといった産業機械、教育機関・企業研修などの分野へ展開を広げる計画です。人の判断や技能を支援するAIの実現を目指し、現場データ提供、実証の場、共同研究、センサーやロボット技術の連携などを行うパートナーを募集しています。

代表取締役の三谷 歩氏は「人に代わるAIではなく、現場で働く人を支えるAIを。大学やパートナー企業の皆さまと一緒に、広島から形にしていきます」と述べています。

会社概要

  • 会社名:株式会社ワールドエリアネットワークス(WAN)
  • 所在地:〒730-0051 広島県広島市中区大手町2丁目2-13 ザ・ガーデンプレイス紙屋町5F
  • 代表者:代表取締役 三谷 歩
  • 設立:2010年12月
  • 電話:082-207-2601
  • 事業内容:3DCG・XR・シミュレーション・映像・AIのソリューション開発、自社プロダクト(METATORE・Machica・幻墨・デジハコ プログラミングカー)の開発・販売、フィジカルAIの研究開発
  • URL:https://wan-hiroshima.jp/

本記事は株式会社ワールドエリアネットワークスの発表をもとに作成しました。

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