唐津Farm&Foodと倉敷芸術科学大学プラ芸が岡山で廃プラ射出成形などを実施
佐賀県唐津市のNPO法人唐津Farm&Foodは、2026年9月18日と19日に岡山県を訪れ、倉敷芸術科学大学の学生チーム「プラ芸」(Precious Plastic Kurashiki)との協働企画を実施しました。18日には同大学の工房で自作の射出成形機を用いたテスト成形を行い、19日には瀬戸内市民図書館で約30名が参加するワークショップを開催しました。


倉敷芸術科学大学で射出成形機を用いたテスト成形を実施
2026年9月18日、NPO法人唐津Farm&Foodは倉敷芸術科学大学のプラ芸の工房を訪ねました。プラ芸の射出成形機は、地元・倉敷の金属加工企業とともに学生が自作した縦型の機械です。

工房では、唐津南高校 虹ノ松原プロジェクトチームの生徒がデザインした松モチーフの櫛「Re comb」の金型を射出成形機に取り付け、成形の確認を行いました。プラスチックのリサイクル機械の設計図を公開・共有するオープンソースプロジェクト「Precious Plastic」の仕組みに基づき、唐津で製作された金型を用いて岡山の機械での製品成形が行われました。

瀬戸内市民図書館で約30名が参加するワークショップを開催

翌日の2026年9月19日には、岡山県瀬戸内市の瀬戸内市民図書館にてプラ芸とのコラボレーションによるワークショップが開催され、約30名が参加しました。
当日は、前半に「プレシャスプラスチック唐津の取組み」についての講話が行われ、後半には射出成形の体験やリサイクルプラスチックビーズのブレスレットづくりが実施されました。会場では参加者や瀬戸内市役所の職員が機械のレバーを操作し、唐津の高校生がデザインし、岡山の大学生の機械で成形した「Re comb」が参加者へ渡されました。
国内拠点間の連携による広がりと今後の取り組み

両者の交流は、2025年9月に三木裕紀先生と学生が唐津の工房を視察したことから始まりました。同年10月には広島・宮島の Precious Plastic Miyajima の立ち上げにプラ芸チームが参加するなど、拠点間での交流が重ねられてきました。
今回のワークショップ終了後には、備前福岡郷土館を改装したファブラボや牛窓の案内も行われました。NPO法人唐津Farm&Foodの副理事である小嶋宏明氏は、拠点同士が行き来して金型や経験を持ち寄り、異なる地域の学生や高校生が関わり合って製品が生まれる連携の意義に触れ、プラ芸との取り組みを今後も継続していく姿勢を示しています。
団体概要
NPO法人唐津Farm&Food
- 所在地:佐賀県唐津市東唐津3-7-22
- 代表理事:濵口のぞみ
- Web:https://karatsu-f-f.com/
- 事業:環境教育(ESD)、サーキュラーエコノミーの推進、Precious Plastic 唐津の運営、自然共生サイト「横枕」の管理
本記事はNPO法人唐津Farm&Foodの発表をもとに作成されています。
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