マコーが海外展開見据え外国人材4名を配属 インド市場など視野に
ウェットブラスト装置メーカーのマコー株式会社(代表取締役社長:浅井嘉久、新潟県長岡市)は、2025年7月に採用した外国人材4名を2026年9月に各部門へ配属した。4名は入社後、約1年間の研修を通じて日本のものづくりや同社の事業・技術について学び、現在は配属先で実務経験を積んでいる。同社は今後の海外事業展開、特に成長が期待されるインド市場への事業展開を視野に入れ、将来的に海外での事業立ち上げを担う人材の育成に取り組んでいる。
海外展開と社内ダイバーシティ推進の狙い
海外で事業を展開するためには、製品や技術の理解に加え、現地の文化や商習慣、言語、ビジネス環境などを理解することが求められる。同社では外国人材を日本で採用し、技術やものづくりを日本の現場で学んでもらう取り組みを開始した。
また、外国人材の採用は海外事業向けの人材育成だけでなく、異なる文化や価値観を持つ人材とともに働くことで、社員が互いの文化や考え方を知り、社内におけるダイバーシティへの理解を深め、これまでとは異なる考え方やアイデアを取り入れるきっかけにもなるとしている。
製造業が拡大するインド市場への展開を視野に
外務省「インド基礎データ」(2026年9月4日更新)によると、インドの人口は14億5,094万人(2024年、世界銀行)で、GDP成長率も2023年 9.2%、2024年 6.5%、2025年 7.7%と推移している。製造業では、政府が製造業振興策「メイク・イン・インディア」を掲げて生産拠点の整備を進めており、2047年までの先進国入りを目指す国家思想のもと、半導体やクリーンエネルギーなどの分野で産業育成に取り組んでいる。日本からインドへの直接投資額は、2014年の2,825億円から2024年には、9,240億円へと拡大している。
マコーが手掛けるウェットブラスト技術は、自動車部品や半導体・電子部品、航空・宇宙、医療などさまざまな分野で活用されている。同社の装置は累計2,000台以上を販売し、国内外1,000以上の事業所に導入されているほか、海外20か国以上への輸出実績がある。インドでは自動車産業をはじめとする製造業の発展が進み、半導体関連産業の成長も期待されていることから、同社は親和性の高い市場として注目している。
研修を終えた4名が設計課と制御課で実務へ
今回配属された4名は、インド出身3名、ミャンマー出身1名である。研修では製品やウェットブラスト技術、ものづくりや仕事の進め方を学び、現在は設計課と制御課に配属され、各部門で実務を経験しながら専門性を高めている。同社は、4名が培った知識や技術、経験を将来の海外事業につなげ、世界で活躍する技術者となることを期待しているという。
マコー株式会社は、「水」と「空気」と「研磨材」を混ぜ合わせて吹き付ける表面処理技術「ウェットブラスト」の装置製造・販売を行う専門メーカーである。
- 会社名:マコー株式会社
- 代表者:代表取締役社長 浅井 嘉久
- 所在地:新潟県長岡市石動町字金輪525
- 事業内容:ウェットブラスト装置の製造・販売、表面処理技術の提供
- 設立年:1983年5月
- 従業員数:140人(2026年10月1日 現在)
- URL:https://www.macoho.co.jp/
本記事はマコー株式会社の発表および外務省「インド基礎データ」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/india/data.html)をもとに作成。
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