FlashLabs、OrcaRouterでGPT-6.1 Sol等の提供開始
FlashLabs株式会社は、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、同社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」において、OpenAIの「GPT-6.1 Sol」とAnthropicの「Claude Sonnet 5.5」の提供を開始した。両モデルは2026年9月28日から29日にかけて公開された最新のフロンティアモデルである。OrcaRouterはOpenAI互換のAPIを備えているため、利用者はアプリケーション側の仕様を変更することなく、単一の接続窓口から両モデルを利用できる。
提供される最新2モデルの仕様と価格
新たに追加された2モデルは、いずれもテキスト・画像・ファイルのマルチモーダル入力とツール呼び出し、常時有効の推論機能(5段階調整可能)に対応している。価格はプロバイダー定価のままで提供され、OrcaRouter側による手数料の上乗せはない(2026年10月2日時点の確認)。
- GPT-6.1 Sol(OpenAI):2026年公開の「GPT-6」シリーズ上位モデルで、最上位「GPT-6 Astra」の1つ下に位置づけられる。エージェントによるコーディングやコンピュータ操作、長文業務向けとされ、約105万トークンの長文処理と最大12万8000トークンの出力に対応する。推論レベルはlowからmax(既定はmedium)の5段階。第三者機関のArtificial Analysisによる評価では知能指数51.8を記録している(OpenAI公表値ではない)。料金は100万トークンあたり入力2.00米ドル/出力10.00米ドル(入力27万2000トークン超は入力4.00米ドル/出力15.00米ドル)。
- Claude Sonnet 5.5(Anthropic):2026年公開の「Claude Sonnet 5」の直接の後継モデル。日常業務全般やエージェントによるコーディング等に向くとされる。100万トークンの長文処理と最大12万8000トークンの出力に対応し、推論レベルはlowからmax(既定はhigh)の5段階で調整できる。AnthropicのMessages API形式およびOpenAIのAPI形式の双方に対応する。料金は100万トークンあたり入力2.00米ドル/出力10.00米ドル。
自動ルーティングによるモデル選定とコスト最適化
OrcaRouterでは、モデル指定を「orcarouter/auto」に設定することで、AIがリクエストの難易度を判定して最適なモデルを自動で選択する機能も利用できる。
また、同じ会話の途中で不要なモデル切り替えを防ぎキャッシュを活用する「Cache-Aware Stickiness」や、会話の難易度上昇に応じて高性能モデルへ切り替える「Frontier Escalation」といった機能を組み合わせることで、開発者が手動でモデル選定を行わずに性能とコストの最適化を図ることが可能となっている。
OrcaRouterは、Anthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Grok、Qwenなど200以上のモデルを単一のゲートウェイから利用できる中継サービスである。直近ではGPT-6 AstraやClaude Opus 5.5、DeepSeek-V4.1-Flashなどの最新モデルもカタログに追加されている。
FlashLabs株式会社は今後も新モデルの発表に追随してカタログを更新し、200以上のモデルを1つのAPIから利用できる環境を提供していくとしている。
関連組織の概要
FlashLabs株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区一番町10番8号
- 代表取締役:細井洋一
- 設立:2023年7月
- 事業内容:AI応用研究所(Human-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化。OSS音声モデルChromaの開発元)
- URL:https://www.flashlabs.ai/
Continuum AI
- 概要:次の10年の知能システムを支える基盤インフラを開発する研究機関(米国)
- 事業:OrcaRouterの開発・提供
- URL:https://www.continuum01.ai/
本記事はFlashLabs株式会社の発表をもとに作成。
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