共同印刷が易剥離表層ラミネートチューブを開発 分別容易な新容器
共同印刷株式会社は、印刷層やバリア層を容易に剥離させ、資源の分別を可能とした「易剥離表層ラミネートチューブ」を開発しました。従来リサイクルしにくいとされていたラミネートチューブ容器において、バリア性を損なうことなくモノマテリアル化を実現した環境配慮型の開発品です。
開発の背景とリサイクルにおける課題
包装材料の環境負荷削減が求められるなか、省資源化とともに資源循環への取り組みが課題となっています。ラミネートチューブ容器ではリサイクルを容易にするモノマテリアル(単一素材)化が注目されているものの、バリア性の面での妥協や、国内のリサイクルシステムにおける新素材適用の難しさなど、多くのハードルが存在していました。
易剥離表層ラミネートチューブの設計
今回開発された「易剥離表層ラミネートチューブ」は、モノマテリアルのラミネートチューブの表面に、意匠性やバリア性などの機能を持たせたオーバーフィルムを積層した設計となっています。ペットボトル飲料のラベルを剥がしてリサイクルする習慣が消費者に定着してきたことをヒントにしており、廃棄時にはチューブ本体とオーバーフィルムを分離して分別しやすい構造です。
特許出願中の主な特長
開発された製品(特許出願中)には、主に以下のような特長があります。
- ラミネートチューブとしてのバリア性を維持しつつ、特殊な設備や薬剤を使わずに消費者自身の手でオーバーフィルムを容易にはがすことができる
- ベースとなるチューブ本体はモノマテリアルとすることで、オーバーフィルムを剥がした後のリサイクル性が向上
- オーバーフィルムにバリア性や意匠性などの機能性を付与可能
- 従来のシュリンクフィルムやラベルと異なり、お客さまの製造工程に新たな設備導入や作業工程を追加することなく環境対応化が可能
展示会への参考出展について
本開発品は、東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2026」にて参考出展される予定です。
- 展示会名:TOKYO PACK 2026
- 会期:20226 年10 月14 日(水)~16 日(金)
- 会場:東京ビッグサイト
- ブース位置:東1 ホール 1G15
本記事は共同印刷株式会社の発表をもとに作成しています。
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