第2回ANIAFFで出崎統監督の特集が決定 代表作10作品を一挙上映へ
「あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」(通称ANIAFF)の第2回が、11月13日(金)から18日(水)まで開催される。同映画祭のディレクター・フォーカス部門において、数々の名作を手がけたアニメーション監督の故・出崎統(崎の字は「たつさき」)の特集上映が行われることが決定した。
劇場版やテレビアニメ、OVAなどから選ばれた代表作10作品(長編映画7本、シリーズ3作品)が一挙上映されるほか、会期中にはゲストの登壇によるトークショーも予定されている。
出崎統監督の業績を伝える10作品を一挙上映
ディレクター・フォーカス部門では、日本のアニメ草創期からテレビアニメーションを中心に監督、演出家、脚本家、漫画家として活躍した出崎統の作品を特集する。
上映作品には、『劇場版 エースをねらえ!』『あしたのジョー2 劇場版』『ゴルゴ13 劇場版』などの劇場アニメをはじめ、テレビアニメ『ベルサイユのばら』、OVA『ブラック・ジャック』などがセレクトされている。
アーティスティック・ディレクターの数土直志は、出崎統について、1960年代に始まった動画枚数を抑えた作画技術を基盤に、止め絵などを多用してキャラクターの内面やドラマを深める独自の演出を確立したと説明している。その演出術は後のアニメ制作に多大な影響を与えて日本アニメの源流となっている一方、日本のアニメーション史における重要性はまだ十分に認識されていないとし、国際映画祭で特集を組むことで国内外に業績を伝えて評価を高めることにつなげたいとしている。
今回の上映作品として発表された10作品は以下の通り。
- 『宝島』(1978)
- 『ベルサイユのばら』(1979)
- 『劇場版 エースをねらえ!』(1979)
- 『あしたのジョー2 劇場版』(1981)
- 『劇場版 SPACE ADVENTURE コブラ』(1982)
- 『ゴルゴ13 劇場版』(1983)
- 『冒険者たち ガンバと7匹のなかま』(1984)
- 『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』(1989)
- 『ブラック・ジャック』「拒食,ふたりの黒い医者」(1995) 「しずむ女」(2000)
- 『劇場版 AIR』(2005)
第2回映画祭の開催概要

映画祭のジェネラル・プロデューサーを務める真木太郎は「コンテンツビジネスの中でのアニメーションのポジションを更に力強いものにしたい」と述べており、アニメーション文化と産業の発展・振興に貢献する世界を代表するアニメーション映画祭を目指すとしている。
- 名称:あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(英語表記:Aichi Nagoya International Animation Film Festival)
- 会期:2026年11月13日(金)~18日(水)
- 会場:ミッドランドスクエア シネマ2、ウインクあいちほかを予定
- 主催:あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル実行委員会
- 共催:愛知県・名古屋市
- 企画・制作:株式会社ジェンコ
- 公式HP:https://aniaff.com/
本記事はあいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル実行委員会の発表をもとに作成しています。
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