プリメディカ、腎機能を2指標で評価する腎ドック ライトを医療機関向けに提供へ
予防医療領域で検査サービスを展開する株式会社プリメディカは、株式会社レノプロテクトと業務提携し、血液検査サービス「腎ドック ライト」を2026年10月1日より医療機関向けに提供開始する。同サービスは、腎機能を「腎体力」と「腎ろ過力」の2つの指標から評価する仕組みとなっている。自覚症状が少ない慢性腎臓病(CKD)の早期把握や、適切な生活習慣改善への取り組みを支援する目的で展開される。

慢性腎臓病(CKD)は、国内に約2,000万人、成人の約5人に1人が該当すると推計されている(出典:日本腎臓学会「CKD診療ガイド2024」)。初期は自覚症状がほとんどないまま進行し、悪化すると人工透析が必要になるほか、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患のリスクにもつながる疾患である。


こうした疾患特性から、無症状の段階から定期的に腎機能の状態を確認することが重要とされている。今回の取り組みは、腎機能の低下を早期に捉え、受検者が自身の健康状態と向き合う契機を提供することを目指している。
本サービスは、血液検査によって「腎体力」と「腎ろ過力」の2つの指標から腎機能を評価する。医療機関で採血された血液検体は株式会社レノプロテクトの登録衛生検査所へ搬送されて測定・解析が行われ、株式会社プリメディカが発行する結果報告書が受検した医療機関を通じて受検者へ渡される。
指標に関連する血中ウロモジュリンは、従来のクレアチニンやシスタチンCとは異なり、機能ネフロン量を反映して腎臓の予備力(renal reserve)を評価する新しい腎機能指標とされている。
なお、本サービスは受検者自身が生活習慣の改善や受診を行うかを判断するための参考情報を提供するものであり、医学的な診断や助言を行うものではなく、医師の診断や助言を代替するものではない。慢性腎臓病の発症や進行は、その他の健康診断の結果や精密検査の結果をもとに総合的に判断されるとしている。
今後の展開
株式会社プリメディカは今後も、科学的根拠に基づく予防医療サービスを通じて健康状態を知るきっかけを提供するとともに、医療機関をはじめとするステークホルダーと連携した啓発活動を広げる。また、ウロモジュリン測定技術を活用する株式会社レノプロテクトとの提携を強化し、健康管理に向けた取り組みを推進する方針である。
株式会社レノプロテクト代表取締役の臼井亮介氏は、認知度が十分とは言えない慢性腎臓病において、腎臓の働きを評価する2つの検査を同時に受ける機会を通じて現状を知り、関心を高めてほしい旨のコメントを寄せている。
提携企業の概要
- 株式会社プリメディカ
- 本社:東京都港区芝5丁目26番20号 建築会館7階
- 代表者:代表取締役社長 兼 CEO 田中 友英
- 設立:2010年7月
- 事業内容:予防医療事業、研究開発・測定事業、Well-being事業、健診機関コンサルティング事業
- 株式会社レノプロテクト
- 本社:東京都中野区中野3丁目34番
- 代表者:代表取締役社長 臼井亮介
- 設立:2022年3月
- 事業内容:受託測定サービス(腎ドック・血中ウロモジュリン測定)、腎臓専門医による相談サービス、研究サポート事業
- 会社ホームページ:https://www.renoprotect.co.jp/

本記事は株式会社プリメディカの発表をもとに作成されています。
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