Notion、フォームとレイアウト機能を追加、オートメーション機能も拡充

コラボレーションソフトウェア「Notion」を提供するNotion Labs Inc.は2024年10月24日、Notion内でアンケートフォームの作成から回答の分析、グラフ化までを可能にするフォーム機能と、個々の作業スタイルに合わせてカスタマイズ可能なレイアウト機能をリリースした。さらに、メール通知、カスタム数式による詳細なアクション、カスタムWebリクエストの3つの新たなオートメーション機能も発表した。

フォーム機能により、Notion内でアンケートフォームの作成から回答の収集、データ整理、分析まで一貫して行うことが可能になった。フィードバック、バグ報告、キャンペーンタスクの依頼、イベント出席管理などを一箇所に集約でき、フォームの入力・送信時に自動的にタスクが作成され、担当者の割り当てや関係者への進捗状況通知ができる。すべてのユーザーがフォーム機能を無制限に無料で利用できる。

レイアウト機能では、タスク、プロジェクト、議事録、ドキュメントなど、さまざまな用途に応じて独自のレイアウトを適用できる。プロパティとモジュールをドラッグ&ドロップするだけでレイアウト設定ができ、ページ内のプロパティを異なるセクションに整理することで、自分の作業スタイルに合わせたレイアウトとデザインに変更可能だ。この機能は、すべてのユーザーに無料で提供される。

オートメーション機能には、「NotionとGmailのワークフロー連携」「数式によるオートメーションのカスタマイズ」「Webリクエストアクション(近日公開)」の3つの新しいアクション機能が追加され、連携性とカスタマイズ性が向上した。これらのオートメーション機能はNotionの有料プランで利用できる。

Notionは、ドキュメントの作成・共有、プロジェクトの管理、ナレッジの整理、すべてが一箇所で実現できるコネクテッドワークスペースだ。次世代のスタートアップから大企業まで、世界中で最高のチームを支えている。日本でもトヨタ自動車社や三菱重工社、サイバーエージェント社、セプテーニ社といった大手企業への導入が進み、信頼を得ている。

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