シティポップを代表するアーティストが集結、スペシャルバンドの生演奏による豪華ステージ

1970年代から80年代にかけて流行した日本独自の音楽ジャンル「シティポップ」が、国内外の若者や音楽ファンから再評価され注目を集めている。そんな中、BS朝日では11月10日よる9時より、シティポップを代表するアーティストが一堂に会する音楽番組「シティポップ・スタジオ」の第2弾を放送する。

番組には、鈴木康博、南佳孝、土岐麻子、小比類巻かほる、池田聡など総勢11組のアーティストが出演。彼らがスペシャルバンドの生演奏と共に、スタンダードナンバーから隠れた名曲まで約20曲を披露する。MCは宇賀なつみが務め、作詞家の松本隆をゲストに迎えてのスペシャルトークコーナーも見どころだ。

松本は番組について「若い人たちには、君たちが生まれる前にもいい歌がたくさんあるから聴いてみてと伝えたい」とコメント。また、かつてヒットした曲が再評価されることについて「僕たちを抑えつけてきた偉い方は、みんな定年になって故郷に帰ったから『さようなら』という感じ」と語った。

出演者からも、シティポップ再ブームや番組への思いが語られている。香坂みゆきは「昭和の名曲がたくさん聴けるこの番組は、若い方には新鮮なものとして、同世代の皆さんには懐かしさを感じてもらえると思う」と話し、鈴木康博は「あまり周りに惑わされずに、自分の好みで、自分の趣味でさまざまな楽曲を楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。

「あなたを・もっと・知りたくて」「ニュアンスしましょ」を歌唱した香坂みゆき
「燃ゆる心あるかぎり」「青春」「一億の夜を越えて」を歌唱した鈴木康博

番組では、伊藤銀次、杉真理、佐藤竹善がアレンジを加えた「A面で恋をして」や、香坂みゆきの「ニュアンスしましょ」、EPOの「土曜の夜はパラダイス」など、ここでしか見られないスペシャルなパフォーマンスが繰り広げられる。時代も国境も超えて愛される音楽の数々を、ぜひお楽しみいただきたい。

「Do you feel me」を歌唱した伊藤銀次(写真左)と杉真理(写真右)

©BS朝日

valvix

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