岡山大学が岡山学芸館高校で理系の魅力を知る講演会を開催 1年生約300人が参加
国立大学法人岡山大学は、岡山学芸館高等学校(岡山市東区)において、文理選択を控えた同校の1年生約300人を対象に「理系の魅力を知る講演会」を開催しました。当日は岡山大学工学部工学科の情報工学先進コース長を務める岡部孝弘教授が登壇し、工学の果たす社会的役割や同大学の教育・研究環境について講演を行いました。
工学の社会的役割と教育・研究環境を紹介
岡部教授は自身の専門である「画像認識」における最先端の研究や産学連携の事例をスライドで紹介しました。
続いて、工学部工学科の4つの系と11コースを紹介しました。2年進級時に各コースに配選される仕組みを説明するとともに、推薦入試を利用した大学院への進学により、学部から修士課程までの6年間を一貫して学べる「情報工学先進コース」などのメリットを解説しました。



工学系人材への期待と女性技術者の育成
講演では、少子化が進む現代社会において工学系人材に対する企業の期待は高く、就職状況が良好であることもデータとともに示されました。
あわせて、女性エンジニアの活躍を推進する社会的な産休・育休制度の整備状況や卒業生の活躍について触れ、岡山大学工学部が女性技術者の育成を積極的に推進している現状を説明しました。



進路選択に向けた心構えと生徒との質疑応答
岡部教授は文理選択や今後の学習に向けた心構えとして「数学は裏切らない」という言葉を贈りました。数学は時間をかけて基礎から丁寧に努力を積み重ねれば点数に結びつく教科であると説き、現在の得意・不得意だけで諦めず、自分の興味や将来やりたいことを大切に自らの意志で進路を決断するよう励ましました。また、研究資金の獲得や論文作成においては高い語学力や文章表現力が必要となるため、理系であっても国語をはじめとする各教科をバランスよく学ぶことが大切であるとアドバイスしました。
質疑応答では、生徒から文理どちらも得意ではない場合の判断基準や、就職後に因数分解を実際に使うのかといった質問が寄せられました。これに対し岡部教授は、論理的思考力を養う過程が重要であることや、興味を引かれる分野であれば能力は伸びるため「嫌いではないこと」を大切にしてほしいと回答しました。
本件に関するお問い合わせ先は以下の通りです。
- 岡山大学 工学部 工学科 情報工学先進コース コース長・教授 岡部孝弘
- 所在地:〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
- E-mail:okabe◎okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えて送信)
- 詳細URL:https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id15567.html
本記事は国立大学法人岡山大学の発表(2026年10月1日公開)をもとに作成しました。



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