七賢 星ノ輝 スパークリングがKura Master 2026でプレジデント賞
山梨銘醸の「七賢 星ノ輝 スパークリング」が、フランス・パリで開催された「Kura Master 2026」日本酒コンクールにおいて、最高位の「プレジデント賞」を受賞しました。2017年のコンクール創設以来、日本酒コンクールでスパークリング日本酒がプレジデント賞を受賞するのは史上初となります。審査はパリの「Le Pavillon Ledoyen」で行われ、フランス国家最優秀職人章(MOF)ソムリエを含む審査員約125名が参加しました。

2017年の創設以来スパークリング日本酒として初の最高位
「Kura Master」は2017年に創設され、2026年で10回目の節目を迎えたコンクールです。日本酒を含む4つのコンクール・21部門・総出品数1,252銘柄を対象に審査が行われました。日本酒コンクール(9部門)では、審査委員長指名による最高位のプレジデント賞1点が選ばれます。
日本酒コンクールのプレジデント賞は創設以来、純米大吟醸酒部門を中心とした受賞が続いており、サケ スパークリング部門からの受賞はこれまでありませんでした。また、国際コンクールの「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」においても、2007年の創設以来SAKE部門最高賞の「チャンピオン・サケ」は純米吟醸酒や純米大吟醸酒が中心で、スパークリング部門からの受賞例はありませんでした。Kura MasterとIWCの両コンクールを通じても、スパークリング日本酒の世界最高位受賞は今回が初となります。
審査委員会委員長のグザビエ・チュイザ氏は、10年の歴史の中で初めてサケ スパークリングに同賞を贈ることになったとし、親しみやすさと複雑さ、高い技術があり気負わず楽しめる日本酒であるとコメントしています。
伝統製法の瓶内二次発酵と海外展開の実績
「七賢 星ノ輝 スパークリング」は、シャンパーニュと同じ製法である「瓶内二次発酵」を用いて仕込まれています。瓶詰め後の酒の中で再度発酵を促し、澱とともに熟成させながら泡を育てる製法で、温度や圧力の緻密な管理、原酒の設計や酵母選定など高度な知見と経験が必要とされます。
山梨銘醸においてスパークリング日本酒は、2015年の開発成功以来の事業の柱となっています。海外売上は二期連続で二桁の増収を記録し、販売数量は6万リットルを超え、スパークリング日本酒は海外売上全体の約40%を占めています。
山梨銘醸株式会社代表取締役社長の北原対馬は、創業から270年余り水と向き合い土地の味わいを追求してきたなかで、スパークリング日本酒への挑戦が世界に認められた証として大変光栄に思うと述べています。


日本酒の海外輸出拡大と評価の高まり
日本酒の2025年度の輸出額は約459億円(前年比約106%)、輸出量は約3.35万キロリットル(前年比約108%)となり、輸出先国・地域は過去最多の81カ国に達しました。フランスでは金額・数量ともに過去最高を更新しています。さらに2024年12月には「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
2016年に設立された一般社団法人awa酒協会が展開する認証ブランド「AWA SAKE」など、瓶内二次発酵によるスパークリング日本酒の普及活動も進んでおり、海外市場での発信が強化されています。
受賞概要
- 賞名: Kura Master 2026 日本酒コンクール プレジデント賞
- 主催: Association de Kura Master(Kura Master実行委員会/フランス)
- 受賞銘柄: 七賢 星ノ輝 スパークリング
- 発表: 2026年9月30日(現地時間夕刻)、在フランス日本国大使館公邸での授賞式にて発表
- 公式サイト: https://kuramaster.com/
本記事は山梨銘醸株式会社の発表をもとに作成しました。
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