佐倉市に健康支援施設、常磐植物化学研究所が開設

株式会社常磐植物化学研究所は、千葉県佐倉市に新施設「sakuraヘルシーテラス」と「SAKURAスポーツパーク」を2024年4月にオープンする予定だ。これらの施設は、社員と市民の健康づくりを支援する目的で設立される。

「sakuraヘルシーテラス」は、健康的なランチやコワーキングスペースを提供する施設で、1,000種類のハーブを植栽した「佐倉ハーブ園」の景観を楽しみながら利用できる。また、「SAKURAスポーツパーク」では、7種類以上のスポーツを楽しむことができる。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によれば、食習慣・運動習慣を改善するつもりがないと回答した人が4人に1人という結果が出ている。これを受け、常磐植物化学研究所は、健康経営に注力し、社員の健康維持・増進を目指している。

新施設「sakuraヘルシーテラス」では、サラダバーや日替わりランチを提供し、ランチタイム以外はコワーキングスペースとして利用できる。また、「SAKURAスポーツパーク」では、フットサルや3on3バスケットボール、ジュニアラクロスなど、さまざまなスポーツを楽しむことができる。

これらの施設は、健康習慣を始められない人や続けられない人の健康づくりを支援することを目指している。また、施設内にはキッズコーナーや授乳室、ユニバーサルデザインのトイレなども設置されており、広い層に利用されることを想定している。

さらに、「佐倉ハーブ園」では、約1,000種類の薬用植物・ハーブを植栽している。このハーブ園は平日に無料で開放され、近隣の学生が校外学習で訪れることも可能だ。また、季節ごとにワークショップを開催し、フレッシュハーブティーの試飲も行っている。

これらの新施設は、社員と市民の健康づくりを支援するだけでなく、佐倉市の観光業にも貢献することを目指している。株式会社常磐植物化学研究所は、これらの施設を通じて、健康的なライフスタイルを推進し、ウェルビーイング社会の実現に向けて取り組んでいく。