ハイネケン開発アプリ「The Boring Mode」、スマホ依存を解消しリアルの交流を促進

ハイネケン・ジャパンは、スマートフォンからあえて距離を置き、人とのリアルな交流を促進するスマホアプリ「The Boring Mode(退屈モード)」を2024年10月23日よりローンチした。このアプリはアジア地区において日本が初めての利用可能な国となる。

ハイネケンが2024年9月に20~50代のスマートフォン利用者を対象に行った調査では、80%が「友人や家族と一緒の時間を過ごしているときに、ついつい習慣的にスマホをチェックしてしまう」と回答。20代に絞ると90%以上の結果となった。また、41%が「出来ればスマホの利用時間を今より減らして、スマホ中毒状態を抜け出したい」との考えを示した。

ハイネケンはこの調査結果を受け、スマホの面白さを意図的に減らすことで、人と人が実際に交流することの大切さ、リアルが充実することの楽しさを改めて実感してもらうためにこのアプリを開発した。

アプリの使い方は、iPhoneならApp Storeから、アンドロイドならGoogle Playからダウンロードし、起動後にスワイプ1つでThe Boring Modeを設定するだけ。SNSやメッセージアプリ、通知機能などをブロックし、制限することが可能だ。日本では懐かしい平成に戻ったようなガラケーレベルの低解像カメラや、一瞬でクリアできてしまうミニゲームも内蔵している。

アプリのデザインは、ハイネケンを象徴するグリーンをメインカラーに組み込んだレトロでシンプルなもので、どこか懐かしさを感じさせる。

ハイネケンは2024年4月のミラノデザインウィークでも、ストリートカルチャーと現代ファッションを繋ぐブランドBODEGA(ボデガ)とのコラボレーションで、ダムフォン(いわゆるガラケーのこと)である「The Boring Phone(退屈な携帯)」を発表している。

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