ロシュ・ダイアグノスティックス、感染症アワード2026の公募を10月より実施へ
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は、国内における感染症への研究や対策に貢献する個人や組織への支援を目的とした「Roche Infectious Disease Award 2026(ロシュ感染症アワード)」の公募を実施する。募集期間は2026年10月1日(木)から2027年1月31日(日)までを予定している。本アワードを通じて優れた知見やベストプラクティスを広く共有し、持続可能な医療システムと人々の健やかな暮らしの実現を目指すとしている。

2つの部門で成果物を募集
募集対象は、国内施設に所属し、臨床検査の有用性、運用、効率化などに関連する研究や業務を行っている医師を含む医療従事者などの個人、または保険組合、医師会、企業、自治体などの組織となる。応募にあたっては所属施設などの推薦または承認が必要で、成果物に対して1案件の応募に限られ、同一成果物の複数名からの応募は認められない。なお、同社が関係する共同研究、同社が実施している臨床研究、研究助成は応募対象外となる。
募集内容は2025~2026年に報告された論文や発表資料などの成果物で、2つの部門で受け付ける。
- Excellence in Science 部門:基礎研究、疫学研究、臨床研究、医療経済研究等を対象とする。対象疾患は、呼吸器感染症(結核、非結核性抗酸菌症、COVID-19)、ウイルス性肝炎、敗血症、性感染症(クラミジア、淋菌、マイコプラズマ・ジェニタリウム、梅毒)。
- Excellence in Practice 部門:感染症診療への取組み、感染対策などのベストプラクティス報告等を対象とする。対象は、患者の拾い上げ工夫(ウイルス性肝炎、性感染症、呼吸器感染症)、PCR機器の有効活用による感染症医療への貢献(体外診断用医薬品は除く)、薬剤耐性(AMR)対策活動(抗菌薬適正使用支援 / 院内感染対策など)。
審査の観点と審査員
成果物の選考は、応募申込書を基に「臨床診断」「臨床検査」「イノベーション」「サイエンス」の観点を含み、社会的なインパクト(影響力)や医療への貢献度など(ポテンシャル含む)を審査する。
審査員は以下の4名が務める(五十音順)。
- 石井 良和(広島大学 IDEC国際連携機構 PHIS 環境遺伝生態学分野 特任教授)
- 岡 慎一(JIHS 国立国際医療センター エイズ治療・研究開発センター 名誉センター長)
- 考藤 達哉(JIHS 国立国際医療研究所 肝炎・免疫研究センター 研究センター長 / 肝炎情報センター長)
- 土井 研人(東京大学医学部附属病院 救急・集中治療科 教授)
審査結果の通知は2027年3月下旬を予定している。
各部門の表彰と賞金
表彰内容および賞金は部門ごとに設定されており、「該当者なし」となる場合もある。一般社団法人日本医療機器産業連合会の「透明性ガイドライン」に定められた「医療機関等」が受賞した場合は、同ガイドラインに基づき「奨学寄付金」もしくは「一般寄付金」として公開される。
Excellence in Science 部門
- 最優秀賞(1名):100万円
- 優秀賞(3~5名):50万円
- 入選(4~6名):30万円
Excellence in Practice 部門
- 最優秀賞(1名):30万円
- 優秀賞(2~3名):20万円
- 入選(4~6名):10万円
応募はRoche Infectious Disease Award 専用サイト(https://go.roche.com/rocheaward)のフォームより受け付ける。
東京都港区に本社を置くロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:前田 桂)は、1896年にスイスのバーゼルで創業し世界150以上の国や地域に拠点を置くヘルスケア企業ロシュの診断薬事業部門の日本法人である。「がん」「感染症」「心血管代謝疾患」「神経疾患」の領域に注力し、医療課題の解決に取り組んでいる。
本記事はロシュ・ダイアグノスティックス株式会社の発表をもとに作成。
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