慶應義塾大学SFC、国際対応オンライン入試システムTAOを採用へ
株式会社TAOが提供する国際対応オンライン入試システム「TAO(The Admissions Office)」が、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス 総合政策学部・環境情報学部に採用された。
同キャンパスの総合政策学部・環境情報学部(SFC)では、2027年度冬AO(GIGA)よりTAOの利用を開始する。出願環境の利便性向上に加え、出願書類の管理から書類審査、面接評価、合否判定までを一つのプラットフォーム上で管理し、多面的・総合的な入学者選抜をデジタル面から支えるとしている。
2027年度冬AO(GIGA)より導入を開始
SFCでは、多様な学生を受け入れるため、日本国内の高校出身者だけでなく外国高校出身者も対象とするAO入試を実施し、志願者の能力や意欲、活動実績などを多面的・総合的に評価する選考を行っている。
こうした入試と選考を円滑かつ効率的に運営するデジタル基盤としてTAOが導入される。主に海外の教育制度の高校出身者を対象とする2027年度冬AO(GIGA)から利用を開始し、その後に実施されるAO入試への利用拡大を図りながら、出願・選考業務のDXを推進していく方針だ。
多様な提出資料と選考プロセスの一元管理
SFCのAO入試では、志願者が提出する資料の形式や内容が比較的自由に設定されている。TAOでは、これらの多様な資料を含め、志願者がオンライン上で提出した書類や資料、選考情報を一元管理できる。
さらに、2026年7月にリリースされた評価・選考機能を活用することで、提出資料を確認しながらの評価入力や、入試ごとの評価項目・担当評価者の設定が可能となる。評価結果を集約して合否判定会議等で使用する資料として出力することもでき、出願から書類審査、評価、合否判定、合格発表までの一連のプロセスをつなぐ。
TAOの特徴とセキュリティ体制
TAOは、世界205の国と地域のユーザーが利用する国際対応オンライン入試システムである。多言語対応(特許第6899572号)により国内外の志願者が同一のオンライン環境から出願できるほか、特許取得のカスタムフォーム作成機能により柔軟な出願フォーム設定が可能となっている。
同システムは国内の国公立・私立大学で幅広く採用されており、2026年10月現在のサービス提供校(五十音順・一部抜粋)には、桜美林大学、大阪工業大学、金沢大学、関西学院大学、九州大学、京都外国語大学、慶應義塾大学、国士舘大学、芝浦工業大学、創価大学、総合研究大学院大学、太成学院大学、デジタルハリウッド大学、東京大学(グローバル教育センター)、東京科学大学、東京都市大学、東北大学、法政大学、北海道大学、山形県立保健医療大学、立命館大学、龍谷大学、早稲田大学などが含まれる。
また、情報セキュリティ面では以下の国際規格に基づく認証を取得している。
- ISO/IEC 27701(プライバシー情報マネジメント)
- ISO/IEC 27017(クラウドセキュリティ)
- ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)
今後の機能展開
株式会社TAOは、東京都千代田区六番町に本社を置き、出願のDXから選考のDXへと対象領域を拡大している。来年度には新機能として「成績開示機能」や「併願機能」などの開発を予定している。
システムに関する問い合わせは専用フォーム(https://admissions-office.info/contact/)で受け付けている。
本記事は株式会社TAOの発表をもとに作成。
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